| 2008年01月15日(火) |
【勝ち負け】について |
『2人でジャンケンをしたら、例外なく“勝者”か“敗者”の二つに別れる』 2人とも勝つことなんてできない。
何もジャンケンに限ったことではない。 物事や人生において勝者がいれば、必ず対極の敗者がいる。 すべての人が勝者になれることは、まずない。
その典型的が格差社会だと思う。
バブル経済崩壊以来、リストラ・金融破綻から騒がれ現在も長く続いている不景気。 日本経済は急速に混迷の度を増しデフレ状態に陥り、 肥大化した企業の人員整理といって失業率が増加と一途を辿り 安い海外から製品の圧迫による製造業の不振などで働く人の給料が減少した。
景気回復の見えない中、仕事が少ない、給料が上がらないというような苦しい状況で、 何かに脅えながら日々生活をしている人たち。 仕事が日雇い労働のため、入ってくる給料が少なく、定住する住居がない人を指す ネットカフェ難民と呼ばれる、新たな言葉も生まれてしまった。
誰かに蹴落とされたから、自分が格差社会の敗者になってしまった。 といって可哀想なんて言われて、自分を哀れんではいけない。 長い人生の間には苦しい時があり、それを乗り越えられる人だけが授かる試練がある。 この人なら乗り越えられると認められ人だけに試練は与えられるもの。
24年間の僕の人生を振り返り、究極の試練はなかった。 僕はまだ試練を乗り越えられる、人間だと認められるまでに成長していないからであろう。
しかし、遅かれ早かれ究極な試練が降りかかってくるに違いない。 そしてその時こそ、決して逃げ出さずに、 僕は認められた人間なんだと前向きに考えるようにしたい。 試練というのは自分に与えられた絶好の修練であり修行のチャンスなのだ。 それを乗り越えれば、いかなる事態に直面しても動揺することなく これに打ち勝つだけの精神力も養われ、人間的により大きく成長を遂げるだろう。
『2人でジャンケンをしたら、例外なく勝者か敗者の二つに別れる』 2人とも勝つことなんてできない。
でも・・・・ もし可能であれば・・・どれほど素晴らしいことか。
『追記』 おかしいな・・・。 最初と最後の軸をしっかりと固定して それに沿って文を繋げたはずなのに 「起承転結」でいう「転」の部分が思わぬ方向に捻じ曲がってしまい。 冒頭とオチが繋がらない、おかしな文章になってしまった。
ちなみに製作時間は4時間。←かかりすぎ! その辺も考慮しなくては・・・。
来月、頑張ろう!
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