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他人の禁煙生活を客観的に眺めている男。Gikuです。
会社の同僚、もうすぐ三十路の黒さんなのですが 先々週ぐらいから禁煙生活を送っています。
無類の競馬ファンで有名な黒さん。 だけど、黒さんが予想する競走馬は、ことごとくハズレ 「こいつは必ずくる」と自信に満ちた表情で発言をする日には その馬は5着以内にもはいらないことに関しては超有名の事実。 黒さんが自信を持ってススメル馬は除外するのが 僕たちの中では鉄則で暗黙のルール化している。
そんな黒さんが、競争率5、1倍の東京マラソンに応募して、 ものの見事に的中した日には、誰もがムンクの叫びのように驚いたものだ。 再来週にも42.195キロを走ることになっている黒さんだが。 抽選で当たったのは、もっと前だったのにも関らず、ちっとも練習をせずに過ごし 「俺は絶対に完走する。」と意気込みだけは熱く語っていた。 完全にマラソンをなめきっていた黒さんだが、 試しに三キロ走ってみたら、すぐに息切れし、おまけに肉離れも起こしたらしく さすがに、この状況で完走は不可能だと判断したらしく まずは禁煙生活から始めていた。
禁煙生活を始めて一週間ぐらい経ったある日 早くも禁断症状が現れ「じゃがりこ」をふかしだす始末だ。 「これが結構落ち着く」と言っておりましたが・・・この先本当に大丈夫なのか・・・。
あと、二週間ちょいしか時間は残されていないというのに 未だに走るシューズすら購入していないという暴露発言。
早くも、棄権への道が見え隠れしている。 黒さんを、競走馬にして出馬させたら 「黒さんが完走する」のオッズが100倍近くになっているに違いない。
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