今年はたぶん70冊はゆうに越えるほど小説を読んだ。 それでも去年に比べるとやや少ない方だ。
さて、僕の趣味といえる趣味は読書しかないくせに 今年も、まったくもって日記内で読書の話題に触れてこなかったので この時期、毎年恒例のオススメの本をご紹介。
乾くるみの「イニシエーション・ラブ」
僕が彼女と出会ったのは合コンの席。 彼女を一目見て僕は積み木の底辺が抜け落ちるかのように恋に落ちる。 やがて二人は自然とつき合うようになった。 ボクは地方に転勤を命じられ、彼女と長距離恋愛になってしまう。 あんなに互いに愛して合っていたはずなのに いつしかボクと彼女の間に大きな亀裂が・・・。
といった青春小説。
267ページと短めなの小説だが、倍ぐらい読んだような気分なる。 なぜなら、最後の1ページに大どんでん返しが待ち構えており この本の真相を知った人は必ずもう一度初めから読み返すはめになるからだ。 つまり、倍の534ページを本当に読まなくてはならなくなる。
これは、どちらかというと恋愛小説というよりミステリー小説に近い。
これほどまでの大どんでん返しは、滅多にお目にかかれないので お暇であれば是非読んでみてください。
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