d a y s*
photo & text by tomoko
* 2004年02月29日(日) |
『号泣する準備はできていた』 |
たとえば2/29が本当の誕生日のひとは、やっぱり今日は「ほんとの生まれた日だ!」なんて、感慨深く(っていうと大げさな表現だけど簡単に言えば「おぉ〜」とかさ)なったりするものなのかな?そういう人って戸籍上の出生日って2/28なのかな、3/1なのかな?とか、とっても他人事なことを(苦笑)考えてみた。
昨日はユエさんの命日でした。一緒にいた時間より死んでからの時間の方がはるかに長くなってしまったけど、ユエといた生活は他のネコたちとの生活よりも記憶が鮮明です。死に別れになったからだろうね。あのコが死んでからしばらく、視界の片隅でいつもユエを気にしてた自分っていうのに気づいたり、あのコのいない部屋に帰るのが嫌で意味もなく遅く帰ったりしたっけ。ユエが息をひきとった直後はどうしたらいいのか解らなくて、友達に電話かけたりしたなぁ。「どうしたらいいの?」って。あの時ユエのために、そして多分私のために、うちまで来てくれた友達たちにはとっても感謝してます。うん。感謝したっていうのを思いだした。ありがとう。
昨日は月末だったから普段は暇な仕事も忙しくって。ずーっと「酒呑みたい…」って思っていました。私がそんなことを思うのは大変珍しいことであります。胃がよくなるまではアルコールは飲まないけどね。でもすっごい飲みたかったよ。
終わってからふと本屋をのぞくと、江國香織さんのハードカバーの「号泣する準備はできていた」が目に入る。江國さんみたいに、不倫も離婚も同性愛もなんてことなしにさらりと書ける作家さんを私は知らないです。それもとってもその辺りにある風景として。風景を浮かべながら読まなくてはいけないから音のある所では読めない。家まで我慢我慢して片付けることを片づけてからページをめくり始めました。私にとって彼女のお話は、ガツガツと読み進めることがもったいないものなのでした。