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2004年02月25日(水) やっぱりあたしの、スーパーマン★


ボードでは、ハプニングもありました。


午後4時頃。
あたしも、だいぶ滑れるようになり、
最後のリフトで頂上へいってみようということに。


彼とタッちゃんはかなりうまいけれど、
あたしは初心者。


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そう、今考えてみると、
けっこう無謀なんですけれども。


「木の葉滑りでスピード殺していけばいける?」
と聞かれ、
その時間、波に乗っていたあたしは

「いける☆」
と、何も考えずに答え、
3人でわいわいリフトに乗っていったのですが。


頂上で足がすくんでしまいました。

下のほうに比べて雪がガリガリ‥


ゆっくり滑りだしたけど、
1度転んだらもう立てなくて。

足の下はすごい傾斜。

「ずるっっ」

おしりが。
すべった。

慌ててエッジをたてるけど、
止まらない。

どうしよう。

怖い、怖い。

助けて‥。


涙が出てきた。

必死にジェスチャーで、

もう、無理、
とその坂の下で待ってくれていた二人に訴えた。

彼らは様子を察し、
一度下まで下り、リフトで助けにきてくれた。


彼らの助けを待っている間。
あたしは、間抜けにも、
傾斜の途中にへたりこんでいました。


ジャッ、というボードの音がするたび、振り返ってみた。
何度か振り返った後、
音より先に声がした。


「もか!!」

姿が見えたとたん。

安心で、涙があふれた。


「ごめんな、ごめんな。
よしよし、心細かったなぁ、怖かったなあ」
と、
言いながら抱き締めてくれた。

ふわあっと体に温度が戻る。

朝から滑ってけっこう体力を消耗していたあたしは、
板を外して歩くことにした。

抱き抱えられるようにして、
急な傾斜をゆっくり下りた。

彼は何度もよしよししてくれ、
タッちゃんはあたしの板を持って下りてくれた。

怖かったけれど‥ほんとに安心した。


一人で待っているとき、
綺麗な景色や、流れる音楽に集中して、
一生懸命こらえていたから。

安心感に、泣けた。


ありがとう、二人とも。


また行きたい、
とあたしが笑顔で言うと、

よかった、
トラウマとかになったらどうしようかと思った。

と、彼はホッとしたようで、
また3月あたまにいくか、ということに。


あのねえ。

あたしは、
あなたと一緒だったら、怖いのだって、へいっちゃらなんだよ。



もか |おてがみ
My追加 <

素材おかりしました。偶然HNとおなじ!