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一晩中話していたことは。
映画の話だとか。 本の話だとか。
彼の、違う一面だとか。
彼は、あたしといるときの顔が、 つまりあたしが知っているすべてが、
「彼らしくない顔」
なんであって、多分、いつもの自分と違うところ、らしい。
こんなとこ、クラブの後輩が見たら、びっくりするやろな。 面目丸つぶれやねー
そういって笑った。
こんなに、映画とかの好みがあった人は初めてだった。 ちょっとマイナーな映画とか。 これがよかった、ここがよかった、そういうところが とても似ていて。
これよかったよ、あれよかったよ。
そういう話がとても楽しかった。
似ているようで。 似ていないところもあって。
あたしの周りにいて、あたしに深くかかわっている男の人は みんなそんな感じ。
みんなもちろん違うけれど、 みんな、共通することは現実的だ。客観的だ。理性が強い。
・・・どうしてあたしなんかがいいんでしょうか。
正反対なのにね。いらつかなのかな。
もか
|おてがみ
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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!

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