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電話越しに6時間。
くだらなかったり、真剣だったり 二人のことだったり自分のことだったり
きっと言ってはいけないことだったり
そういうことを、大笑いしながら話していた。
大切な話をしているのに、ぶっちゃけた話をしてるのに 決してつらくない話ではないのに それはとてもとても楽しくて
お互いの相性のよさとか、フィーリングとか そういうのをすごく感じた。
もう朝だから、と電話を切った。 一歩間違えばあと3時間でも4時間でも話せそうだったから。
あたしはいつも、傷つけているだろう。 でもそれが、許容されているおかげであたしは、まだかろうじて 辛くなくいられる。
でも、それはあたしをつなぎとめるための苦肉の策かも知れず
ばかみたいだけど あたしはやつが例えば女の子だったらどんなにいいかと思った。 どんなに仲良くなっても、 「友達」というはっきりしたカテゴリーでいられる。 曖昧になったりしない。
「こうするべき」という選択肢はわからないし 多分わかったとしても実行できない。 考えて、例えば結論や正しい答えを出したとしても
人の意見を聞いたとしても、 実行できないと気づいたから、
考え込むのをちょっと停止してみた。
小悪魔だとか二号君だとか、そういう冗談みたいな言葉で片付けるほど 簡単な気持ちや関係ではないけど
でも、ここまできたらあたしは小悪魔な女に やつは二号君に、なりきるしかないんだ。
それはとてもお互いが感じたことだ。
とにかくめちゃくちゃ仲がよくて いつも大笑いしている。 どこかできもちにつっかえがあるけれど、それはなにかを せき止めているのかな。
いつかなにか溢れてしまうのかな。
このままずるずるずるずるいってしまうような気もするけれど その一方で、一年かけて、「友達」ってやつにも なれるんじゃないかと、思った。
一年かけて、練習するんだ。 はじめは演技でも、それがそのうち板につく。
「大事な相手」は恋人だけではないし 「大事な相手」が恋人である必然性は必ずしもない。
それは切ないことでもあるけれど。
「恋人」というカテゴリーには、いつも揺ぎ無くあのひとがいるから。 理由は、ただ、それだけ。
もか
|おてがみ
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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!

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