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2006年11月16日(木) |
私でない人を愛しても、 |
当たり前なのである。 私を彼は信じられない。
私のことを本当に好きでいてくれたと思う。 私だけではない、彼もうそに満ち満ちていたけれど。
私以外のおんなのこと、どんなふうに、どんなきもちでいっしょにいたのって、
かんたん。
わたしがどんなきもちで彼以外のおとこのひとといたのか、おもいだせばいい。
彼はとっても不安定なひとで。 その不安定な愛情が、偏ったいびつな感じで自分に向けられるのが あたしはすきだったのだ
おとことしての彼を、あたしは評価できない、わたしのものさしでは。
きっとあたしといるときのかれは、いつものかれではなかっただろうし
あたしは彼の顔も好きではなかったし
あのおおきなからだと、そう、あの不安定さがなによりすきだったの。
彼はわたしいがいのおんなのこなら温かくそして穏やかに、やさしく、 安定して大事に大事にできるだろう。 もともとそうゆうのうりょくの備わったひとだから。
すこしそのこがうらやましいけれど、きっとわたしのように彼と時間をすごすことはないだろう。
だからわたしは、だんだん冷静になれた。 彼をうしなうのは、あたりまえに見えていた未来であり 彼を人生に受け入れる準備はなかった、はじめから。
もし、ちがう選択をしたら、そうおもわないこともないけれど やっぱり
違う。
わたしは彼の不安定さがすきだった。 なんでって わたしがとてもふあんていだから
にひきのねこみたいに丸まってすごした くっついてるだけ
それが不思議にみちたりていて
彼は今でもそのこよりわたしとのほうがいごこちがいいという
たいせつにしたいひと。 それは自分をたいせつにしてくれる人なんだ
あたりまえのことにきづいたのはさいきん。 あたしはかれをたいせつにはしていなかった いっしょに、ただ、いただけ。
わたしはおてもとてもないたけれど いまでも彼の声を聞けば泣いてしまう自信があるけれど
こうしてひとりでいれば、 かれとのことはおとぎばなしのようで とてもとおく
じぶんのたいせつなひとはほかにいることに気づくことができる
かれのこえは確かに魔法のようだ
彼をすきになったおんなのこに少し嫉妬してしまうのは かれにあいされているからではなくて
彼を愛せたから。 よくみつけたね。
わたし、きっと彼を選ぶおんなのこのことは、すきになってしまうと思うの。
かれをよろしく。
もか
|おてがみ
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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!

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