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私は、きっとテキオー灯の光を浴びて暮らしている。
なんだかそう思った。 私の中に色々な色がある以上 それを混ぜてきっといろんな色の私を作り出せる。
それをやるのが私は比較的うまいほうだと思う。 でもそのせいか、
自分の色が分からなくなったりもとの色に戻せなくなったりする。 時々。
辻村深月の本を最近、ずっと読んでいる。 私より学年にしてひとつ上だという彼女の本が私はとても好きだ。
彼女の本に出てくる登場人物はたいがい、頭が良くていい子なのだ。 でも、いろんなことを考えすぎて少し、傷つきやすくなっている。 いろんな辛い過去を持つ人が出てきて 重たい話が展開される。
でも私がこの人の話が好きなのは そういう人たちを包み込む暖かい周りの人がちゃんと出てくることだ。
思春期の私がすごく感じていた、「子供の悪意」がものすごくうまく描写されている上、 ちゃんと「大好き」や「信頼」に出会える様子まで書いてあるので 私は安心するし
すごく泣ける。
「子供の悪意」は怖い。「女子の悪意」と置き換えてもいいかもしれないけど。 辻村深月の作品はリンクしているので、 ぜひ正しい順番で読んで欲しい。 僕のメジャースプーン→放課後の名前探し という順番は必ず守って読まないとね。
ほんとに仲良しの友達にはぜひすすめたい。特に高校の友達には。
私が今の彼を好きな理由のひとつに 彼が非常に人にわけへだてない ということがある。 それは、なんだろう。正義感とかそういうことでなく普通にそれが出来て 自分に変なマイナス意識が無くて 本当に一緒にいてラクなの。
なんていうのかわからないけど うまく表現できないので彼にも伝えられないんだけど 私は尊敬している部分。
いろんなことを受け入れられる先入観のなさと 素直さとポジティブさと。 自分を取り繕おう、かっこいい自分でいようとしないところ(いや、してるけどできてないだけなのかもしれないけど。笑)
新しい人間関係が苦手な私が 彼を信頼してこうやって心を開けることがすごいなあと思うし
そういう人に、正直、前の人と別れてすぐ出会えたということに感謝している。
私はきっと、彼と出会えたから腐らずにすんだし 必要以上に傷ついたり 人を信じられなくなったりしなかった。
きっと彼にもし裏切られるようなことがあっても 私は人を信じられなくなったりしないと思う。
同期が昔言っていた。
本当に信じるって言うことは その人に裏切られてもいいと思えるという事だよ、と。
彼が、ちゃんと向き合ってくれているし大切にしてくれていることを信じている。 彼が自分の気持ちに正直に生きていることを信じている。
だから もし、彼の気持ちが私に無くなったり 私と一緒に生きていけなくなったとしても
それは、信じられなくなることとはきっと違うんだと思う。
なんだかうまくいえないんだけど、 信じるって言うのは、 浮気をしないとか、心変わりしないとかそういうことじゃないんだと思う。
その人を信じるって言うこと。
なんとなく感じたその気持ちを忘れないようにしたいと思う。
もか
|おてがみ
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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!
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