−美翔's Diary−


2007年03月12日(月)
今日はぁ…。

前日までに準備しといた入院道具一式持って、オカンを連れて病院へ。
到着してから入院手続き済ませて、病棟へ移動。
其処で手術までの流れと手術の方法、術後の過ごし方を聴いてー。

そのあと眼科患者の病室に向かう途中に、担当の看護師さんが色々案内してくれたんやけど、何かめっちゃ懐かしい雰囲気を感じたんよね。
…美翔、5歳くらいん時に"くも膜下脳胞"っちゅ、アタマん中に水が溜まる病気で手術した事があるんやけど、その時の院内で過ごした記憶がフと蘇ったっちゅか。
改装が施されてる状態で、当時と比べたら結構変わってはいたんやけど。
で、思わず"此処何か覚えてる"って零したら、看護師さんが"此処は以前、脳外科の病棟だったんですよ"って教えてくれて吃驚やった+
あの頃の記憶って断片的にしか残ってないねんけど…懐かしい感覚が残ってたのんって何か不思議ださ+

病室に着いてからはー、オカンを手術用の服に着替えさせ、持って来た荷物を片付けて術後に服用する薬や目薬の説明を受けてー。
売店に色々買いに行って…あとは手術の順番が来るのを待つのみ…やったんやけど、15時頃から開始予定が16時になってもまだ迎えに来んっちゅ感じで。
散瞳(?)の目薬を何回かに分けて看護師さんが点しに来てくれるんやけど、話を聞くと午前に入ってた手術が長引いてしまったとの事。
大きい病院で眼科医師も沢山居るけど、そのぶん手術する患者さんも多いから仕方ないんやけどね。
白内障のみの手術なら15分〜20分程度で済むらしいねんけど。
16時45分頃、やっと筋肉注射を打ちに来てくれて、車椅子に乗って手術室へ→終了予定時間は2時間後。

美翔は中に入るワケに行かんから、その間はロビーの携帯の使用を許可されてるトコに移動してー。
で、電源を入れたらユカと楔茄からの着信があったから電話して…んでも、携帯の充電して来るのん忘れてて、も1個の携帯のバッテリーと交換して使ってたんやけど、それも無くなってもたんよね(ぁぁ)
手術の状況が心配やし時間が経つのん遅いし…っちゅ感じでイライラしてたんやけど、取り敢えず気分を落ち着かせる為に煙草を吸いに病院の外へ。
この病院、喫煙コーナーが無いから道路沿いのバス停で吸わなアカンの。敷地内全面禁煙なんやってι
…ったく、愛煙家は肩身が狭いぜ(何笑)
美翔からしてみれば、香水の匂いプンプンさせてるオバちゃんとか整髪料の臭い振り撒いてるオジちゃんのが、よっぽど迷惑やと思うんやけど(ぁコラ)

で、ロビーに戻ってテレビ観たりソワ×2したり(?)してたら、終了予定時刻の10分前になったから病室に戻って待ってたんやけど…時間になっても戻って来ん…10分、20分経ってもまだ…。
眼底出血を取り除くのと白内障、網膜剥離を起こしてる可能性があるけど、眼底の血の塊が邪魔してて表からは確認出来んから眼球の中を直接見た時の状態でどれくらいの時間が掛かるか解らんとは云われてたけど…看護師さんも何も教えに来てくれんし、同じ時間帯に手術室に行った患者さんはもっと早く戻って来てるしってので不安で不安で…。
取り敢えず、ナースステーションに行って、手術室の前で待たせて貰えるように頼んで。
だけど、手術室の前って何か…こう、陰気な感じがするやん?(何)
他に誰も居らんしポツンと1人で待ってるのにも限界を感じて、20分ぐらいしてから病室に戻ったん(何してる)
んで、また30分ぐらい待ってたんやけど…やっぱり気になって、もっかいナースステーションに行ったら丁度手術が終わったっちゅ連絡が入って、一緒に手術室の前まで迎えに行く事に。
暫く待たされて、扉が開いてオカンの姿が見えたのは19時50分頃でした。
それから病室に戻って暫く点滴、1時間は安静にしとかなアカンっちゅ事で、ゆっくり話は出来んかったけど、無事に終了して安心したさ。
他の入院患者さんや今まで治療して貰った事のある人達の噂で、此処の眼科医師達は"腕が良い事で有名"とは聞いてたけど…脳梗塞を患ってる事もあるし、手術前の血圧が異常に高かった事もあったし…終了予定時刻より1時間もオーバーしてたから、ホンマに不安やったんよね。
面会時間が20時迄やったから、詳しくは話が聴けんかったけど、たぶん網膜剥離は無かったみたい。
網膜剥離があったら眼球の中にガスを入れるから、術後2週間はうつ伏せに寝たり四六時中俯いとかなアカンねんけど、それはしなくて良いって云うてたから。
だけど、眼底出血があまりにも酷くて、それを取るのに時間が掛かったとの事…だけど全部取り除く事は出来んかったらしい…。
詳しくはまた、病院に行った時に聞く予定やけど…オカン、ホンマによう頑張ったさ。
不自由な左手足で3時間も同じ体勢で動かずに居るのんて凄い辛かったと思うし、手術なんて美翔や弟を産んでくれた時の帝王切開以来やもん。
しかも局部麻酔やから、眼が見えてたり(実際は光を感じる程度らしい)、触られてる感触、会話や音が聞こえる状態での手術……視力検査や眼圧を測るだけでも怖がるオカンが、手術中に感じた恐怖って尋常じゃないと思うんよね。

病室に戻ってからも少しずつ麻酔の効き目が弱まってるんか、凄い辛そうで…見るに耐えられひんかった。
眉のアートメイク(刺青)したり、コンタクトがズレたりするだけでもカナリの痛みを感じるのに、目の下や耳の付け根に麻酔を打たれたり眼球を直接弄られるんやもん。相当痛かったと思う。

合併症やショック症状も起きず、1日も早く無事に快復に向かってくれると良いな…。
もうこれ以上、心にも身体にも痛みなんて感じさせたくないさ。