日記っぽいモノ。
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最近母の様子がおかしい。
母は私が入院したのと同時期に、 自分の担当のカウンセラーが転勤になったのを切っ掛けに、 カウンセリングに行かなくなり、自分の治療をストップさせている。
最近、私が過去の事を思い出して、 それにより体調を左右される事がある事を見た母は、 私に、何でも話してくれと言った。
そう言われたからって突然何でも話せる訳じゃないけど、 母にそういう気持ちがある事を嬉しいと思ったし、 人に話す事が及ぼすいい影響も期待出来るってのもあって、 私は思い出した事を少しずつ母に話していくようにしていた。
過去の話をしている時の母の様子が何だかおかしい事に気が付いてはいたけど、 私が 「お母さん大丈夫?辛かったらいつでも中止して、また再開も出来るんだから、すぐに言ってね」 と話しかけると、母は 「大丈夫!!何でも聞く準備は出来てるから私の心配はしないで!」 と言い切っていたので、私はすっかり信用してしまっていた。
ところが、母はそれを憶えていなかったって事が、 極最近の日常的な会話の中で判明した。
確かに私が過去の話をしている時の母は、 私に折檻をしていた時に似た表情になる事には気付いていたけど、 その後、疲れたと言って寝室で寝ている事が多い事も知っていたけど、 話した事を忘れているとは思いもしなかった。
母の記憶には、私に折檻した時の事は当時から無く、 私はそれを指摘する事によって悪循環を引き起こすのを避ける為に、 あまり触れ無いように気そ付けていたつもりたんだけど、 私がその頃の話をする事によって、“スイッチ”を入れてしまったようだ。
その事に関して、 今日は妹二人に時間を作ってもらって、 母も含めて話し合いをした。
妹二人を同席させたのは、家族の現状を知って貰う為と、 私と二人きりで話す事によって、母の“スイッチ”が入らないようにする為だ。
結果、母にカウンセリングを再開して貰う事になり、 妹達と一緒に、母が通う気になれるクリニックを電話帳やネットで探して、 実家の最寄り駅から乗り換え無しで行かれる駅の側にあって、 最近この地方でなぜか流行っているカフェスタイルの待合室のクリニックがヒットした。
母はカフェスタイルの待合室がかなり気に入ったようだし、 私も、家族へのサポートの姿勢も明確にしているそのクリニックに好感を持ったので、 治療の互換性に関して、私の主治医の許可を得られたらそこへ通うようにと母を説得した。
母の辛さを和らげる事は勿論だけど、妹達の回復の為にも、 母には、今度こそドロップアウトする事無く治療を続けて欲しいと思う。
2004年03月16日(火) 仕事をしようと云う気持ち(汐美) 2003年03月16日(日) 同じ体なのに…(ゆり)
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