あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


不治のやまい。
2007年10月07日(日)

あたしは昔から、いつも会いたい病気だ。
四六時中。眠っている時ですら。
そばにいたい。
一緒にいたい。
くっついて、その体温を常に感じていたい。
昔から、あたしは病気だ。

でも、この病気の怖さに気付いたのは、
華、あなたと一緒にいるようになってから。

離れるのが怖くて駄々を捏ねる。
離れなくてはならない時には、酷いことも平気で言う。
崩れそうになるバランスを保つために、
あたしは華がそばにいない時、華のことを忘れる。
うっかり忘れられなかった時には、
あたしはのたうち回って足掻く。

この病気は怖い。
コントロールが、出来ない。



もっと、もっともっと、一番近く、一番深いところまで。
あなたを取り込んでしまいたい、衝動。



噛み付いて、千切って、めちゃくちゃにしたくなる。



あたしは病気だ。





本当はもっと優しくしたいのに。
楽しいことだけ、嬉しいことだけ、あなたにあげたいのに。
あたしは病気に負けてしまう。

ごめんね。










↑コメント変わります↑
だから、単なる淫乱とは違うの。
たぶんね。たぶん。



BACK   NEXT
HOME