あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


久し振りの喧嘩、です。
2007年12月29日(土)

昨夜のこと、些細なこと。
たぶん、あたしの機嫌が悪かったせい。

別にほっとかれてもいいの。
少ししか会えなくてもいいの。

でも、あなたの顔を見ると、
見てしまうと、
あたしは思い通りにならないことに苛立つ。

会わなければいいんだ、なんて。
なんて、短慮なあたし。



言い合いをして、
顔も見ずに、
黙って帰り支度をして、
部屋の電気を消した。

あたしは。
あたしはただ、寝転がったまま。
毛布を握りしめたまま。
それを止めるための手段を必死に考えていた。



↑コメント変わります↑

あたしが投げる言葉はナイフ。
あなたの痛い場所を、的確に狙う。

ここに留めるため。
あたしを見て欲しいだけ。
どんなに我が儘を言っても。
立ち去らないでいてもらうため。



あたしは、卑怯だ。



でも、答えが返ってくるまでの沈黙は、
息も出来ないほどの苦痛。
このまま、何も言わずに立ち去ってしまったならば、
あたしは自分で自分の息の根を止めるようなものなのに、
優しい手段が選べない。



あなたは静かにあたしを責めて。
あたしは吐き捨てるように言葉を返す。



あたしは、あなたの、枷になる。






↑コメント変わります↑

こんな風に誤魔化し合うこと。
これで、何度目だろう。



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