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向日葵のように
ひまわり
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2006年08月14日(月)
もやもや

昨日彼に会った。

お金を貸して欲しいって。

おとなしく貸すあたし。
だって、借金なんてあんまり口外するものじゃない。
事情を知ってしまったあたしが理解してあげないとと思った。
でも彼は借金すら男の甲斐性くらいに思ってるんだろうな。

部屋に入れてもらえたのはいいものの、
必要以上に気を遣う彼にイライラした。


最近のあたしは

全然ご飯が食べれなくて。
食べようとしても喉に痞える感じがするし、
食べれても大抵戻してしまう。
睡眠時間も満足なものじゃない。


そんな不安定な体が
余計にあたしのイライラを助長させた。


彼の様子を見てて、
あたしに手を出さない彼を見てて
女が出来たなってすぐわかった。

寝不足と胃の不快感と喉の痛みで
あたしのテンションは最悪だったろうな。

「めし食いに行く?」
「食欲ない」
「じゃあ1杯くらい話そう」
「話すことない」
「駅まで送るよ」
「いいよ、今までしてもらったことないから気持ち悪い」

会う時間は限られてるから、
会うときは笑って居たかったのに。

機嫌を損ねるようなことはしたくなかったのに。


彼女が出来たの聞いて、
やっぱり相当なショックを受けた。
彼と別れた帰り道、
あたしの頭をよぎったのは

「手首切りたい…」



でももう2年もしてないから。
ここで負けたくない。
あいつのせいで。
弱くなりたくない。

風邪で弱ってる友達を呼び出して
お酒付き合ってもらった。
「今ひとりで家に帰ったら、ごめん。きっとやばい」

彼の結婚を知ったときは
ありえなくらい泣きじゃくった。
でも今回は泣くほどじゃない。

彼女ってどうやったらすぐ出来るんだろ。
あたしは今でも人を好きになれないのに。
今付き合えそうな男の人に連絡取っても、
あたし、自分の行動が彼へのあてつけにしか思えない。

確かにあいつはかっこいい。
人当たりも悪くないし、
彼氏としてでも友達としてても、
当たり障りなく付き合えるだろう。

でも彼を知れば知るほど、
あいつは
爆弾を抱えてることに気付かされる。


虐待された幼少時代が
すべての始まりだったのかな。

彼の笑わない目を微笑ませてあげられるのは、
誰なんだろう。

人と関わるのは苦手なくせに、
誰かの愛を必要以上に欲しがる。

ねぇ、わかってる?
矛盾してるよ。

それでも神様は
あなたの過去を考慮して
今まであなたに特別な制裁はしてないはずよ。

気付いて。
あたしがあのコを堕ろしてしまったことが、
デキ婚して結局別れたことが、
あなたが道を戻すチャンスだったことを。

ツライことがあると
あたしは自分の生き方を改める。
彼はつらかった分、羽目を外す。



死ぬまであたしは
あなたを放っておけないだろうから。
でも今は傍にいることも許されないから。

だけど、
あなたのこと
誰よりわかってる自信はあるから。
あたし以外は、余程の服従関係にならない限り
あなたに付き合いきれないよ。

それをわかってるから
少し
楽になった。

勘違いでもいいよ。
思い込んででも、
今あたしが生き延びれるなら。


お酒が抜けたら
また眠れなくなった。

今日も全然寝てないや。