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年の瀬だというのに日本人のわたしは寒くなければその気になれない。本当に今年がもうすぐ終わるのだろうか。そう感じたところで特にやることもないけれど。今年はお正月にお雑煮でも食べようかな。でもやっぱり暑いとお雑煮はね、、、。
暑かったのでスワンボン・ビーチへ行ったけれど波が荒くて泳げそうにないので波打ち際を散歩することにした。海の無いところで育ったマーティンは本当に楽しそうで「僕は今すごいリッチなヨーロピアンの気分だ」などと言っていた。彼は歩きながら釣り糸にかかったけれどそのまま浜辺に捨てられ、波打ち際に横たわっている小さな魚達を一尾づつつまみあげ、まだ呼吸をしているか確認しては海へ返していた。わたしはそれを見てほんの少し胸が熱くなった。どんなに小さな命でも無意味に息絶えることはない。