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| 2004年03月15日(月) |
邪悪な人間は美味しいケーキを焼く!? |
久々に空がどんよりとしていた。朝から体がだるくて家にステイして宮部みゆきの「火車」という長編ミステリー小説に熱中しながらイギリスのお菓子の本に載っていたレシピでレモンケーキを焼いた。卵を節約したいので必要な量の半分は豆乳にしてみたけれどまったく支障なくうまく行った。隣人のダイアナはキャリアウーマンという感じのニュージーランド人で毎日キリッと化粧をして通勤しているのだけれど今日はなぜか家に居た。ちょうどケーキが焼きあがって切り分けている時に姿を見かけたので2切ればかり持っていった。するとワオ!と言って喜んでくれた。
夕方彼女が来て「さっきのケーキすごいおいしかったよ、彼女は良い料理人じゃない?」とマーティンに向かって言うと、「たまにね」などと答えている。おかしい。欧米人はあまり謙遜などしないのだ。本当にそう思ってるに違いない(悲)。「酷いこと言ってくれるわね〜」と2人で言っているとそのうち彼はおかしなことを言い出した。「僕が前にシェアしてたスイスガイはすっごいEvilだったんだけど彼が焼くレモンケーキは絶品だったんだよ。うちの死んだばあちゃんは"Evil people"ほど美味しいケーキを焼くんだっていつも言ってたよ」ですって。(おばあちゃんがこう言う理由には悲しい逸話があるのだが)そんなバカな。。。
が、その後「美味しいーー!!」とガツガツレモンケーキを食べて、夕飯もおかわりまでした。食べ始める前に文句言うわりには良く食べるんだよな。