My life as a cat
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2004年05月11日(火) シンガポールメモ

こんな小さな国に4度目となるとかなり色々なことを覚えてしまう。MRT(電車。Metro rail trainとかそんな意味かな??)の駅の順番とか乗り換え場所とかも覚えてしまってかなりシンガポーリアン気分。今回もリトルインディアにホテルを取り、眠らないインド人の長い夜の喧騒を楽しんだ。観光地のようなところには行かずひたすらMRTと徒歩で散歩をした。ちょっとしたサプライズなどをいくつかメモしておこうと思う。

秩序の保ち方

わたしがシンガポールに着いたのは夜の10時過ぎ。空港から空いているMRTに乗り込み中心地に向かっていくと車内には監視カメラが着いていた。滞在中注意しながら見ていたけれどこの電車のみだった。夜の人気のない車両のみについているものなのだろうか。そして車内や駅に人目につくように罰金の金額が書かれている。駅やMRT内での「飲食−500ドル」「喫煙−1000ドル」「ガスなどの持ち込み−5000ドル」。ヌードル一杯3ドル〜5ドルで食べられることを考えるとこれは痛い罰金。シンガポール人から聞いた話ではここは凶悪犯罪などには世にも恐ろしい鞭打ち刑というものがあるし、あらゆることに罰金制度があることで秩序が保たれているという。こうやって罰金制度を人目に触れさせるのも実際有効なのではないだろうか。厳しい罰を作ることで秩序を保つ。とてもシンプルだ。悪いことをすれば痛い目にあうのでしなければいいだけの話だ。実際犯罪も少ないという。日本は法律だけ作ってもそれが役に立っていないことが多すぎると思う。ちなみにシンガポールの刑務所内の食事は毎日カレーなんだそうだ。


華奢な人々

女性の下着はA,Bカップが妙に沢山種類がある。Cカップになるとちょっと選択肢が少なくなり、Dカップになると1軒に1種類くらい。聞いたわけじゃないけどこの分だとEカップは無いだろうな。ということでCカップより大きい人はシンガポールで下着を買いにくいだろう。それと比べたら日本人女性は栄養がいいのか、日本では逆にAカップが少ない。同じアジアだからと侮って下着を持たずに出かけると多くの日本人女性は困ることになるじゃないかな?滞在中に明らかに太った人は2人しか見なかった。余計なお世話だけれどどこで洋服を手に入れるのだろうと考えてしまった。


「アッ?」「ラ」

中国人に何か言って「アッ?」と聞き返されるのはあちらからしたら普通。英語でいうPardon?とかもっとぶっきらぼうでWhat?とかそんな感じなのかな? 英語で話して文の最後にラーをつけるのは日本語でいう「〜よ」とかそんな感じかな。例えば何か聞くと「I don't know ラー」などと言われる。こんな人多すぎる。やっぱり共通言語はEnglishならぬSinglishだ。


物の売り方

デパートなどでもこちらが何か聞くまで話しかけてはこないことが多い。しつこい人とそうで無い人の差がくっきりしていて後者が圧倒的に多い。日本の化粧品売り場で店員がでてきてファンデーションを顔に塗ってみたりしてくれるとそれに使った下地のクリームなどまで売りつけられそうになることは多いけれど、こちらでは勧めてもこなかった。じゃぁそれもらうわと言ったらさっさと箱に入れて"Thank you"とお辞儀して次に行ってしまう。良くも悪くも中国人はせっかちだ。

今、AU$50をS$に変えると59ドル〜60ドルが普通なのだけどあるインド人の老人がやっているMoney Exchangeで51ドルと言われて「そんな悪いレート見たこと無い。他に行く」と言って背中を向けて出て行こうとしたら追いかけてきていくらが普通なんだ?と聞くので「60」と言ったら60ドルくれた。本当いい加減。何故かわたしはこんなインド人の老人によく遭遇した。でもここでは日本人にふっかけようなんて人は本当に稀だと思う。


衛生観念

空港からラッフルズプレイスやシティホールの周辺のみの観光だと「シンガポールはクリーン」だと思ってしまうけれど、ローカルなところはやはり汚い。特にトイレはもう憂鬱になってしまうし、食堂のテーブルには肘をつくのも嫌なくらい。食べ物もおなかを壊しそうな保存方法だったり。観光客に見せるのと一般人が住むエリアの衛生的な差が大きすぎる。その点日本は田舎だから汚いとかいうことはなく全体的にキレイにしてるなぁと衛生的安心感はある。


Michelina |MAIL