My life as a cat
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2004年08月18日(水) オジサン&オバサン

会社の中年男性が「この間電車の中であなたを見かけましたよ」と言う。「声かけてくださればよかったのに」と言ったら顔を赤らめながら「恥ずかしかったので遠目で見てました」と言う。

昼間にお弁当を食べる場所はとても明るく光が差し込む場所。それなのに!いつもそこに来る別の会社の中年女性は、自分の場所だけどころかフロア中に煌々と電気をつける。眩しい。「迷惑だわ。。。」とぶつぶつ言うと、横から同僚が「きっとオバチャンは自分ちで節約してるからタダの物は使わなきゃ損だと思ってるんだよ」と言った。

社会にでてからつくづく、オジサンは小さくオバサンは強いと感じる。電車の中だってスーツ姿の疲れ顔で立ち尽くすのはオジサン、いかにも遊び帰りという服装でシートに座って大声で笑っているのはオバサン。女性は子供を産むと強くなるというけれどホントそうなんだ。と他人事のように言っているけれど、先日わたしも「わたしオバサンじゃん!」と感じてしまったことがあった。友達からの預かり物をまだ高校生の友達の弟が取りに来たのだ。サンダルをつっかけて玄関先に出て初めて見る彼らに「お兄ちゃんにそっくりだね」と言うと顔を赤らめて逃げるように帰ろうとする。相手が恥ずかしがっているのだからそこでやめればいいのに、思わずサンダルのまま追いかけていって「学校もう終ったの?」とか「お兄ちゃんによろしくね」とか言ったのだった。ペコペコ頭をさげて足早に車で去られた後、残された自分の姿に気付いてショックを受けた。恥ずかしがる若い男の子に平然と話しかけられるようになったらオバチャンだと思っていたのにまさに自分がそれだった。


Michelina |MAIL