歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2008年12月16日(火) 年賀状送付先を削除できるか?

今年も残るところ後15日となってきました。もういくつ寝るとお正月♪と歌ってもいいような時期になってきました。
この時期、僕にとって、そして、多くの方にとって準備しなければならないことの一つに年賀状書きがあるでしょう。毎年、新年を迎えるに当たって各家庭に届けられる年賀状を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。僕も年賀状を心待ちにしている一人ではあるのです。
一方で年賀状を書く際、いつも悩むことがあります。それは、毎年年賀状の送付先が増えてくることです。僕自身、年を重ね、様々な人と付き合い、つながりができてきます。縁あって付き合っている方には新年の挨拶である年賀状は必ず送らなくてはいけないだろうと思い、年賀状を作成しています。

最近、僕も年賀状ソフトを使用し、宛先、宛名や図柄などはパソコンとプリンターを使用しています。かつては年賀状は全て手書きで書いていましたが、送付先が多くなるにつれ、時間をかけて手書きすることができなくなりました。そのため、年賀状を作成する際には、パソコンの力を借りて印刷しています。ただし、いくらパソコンを利用して年賀状を作成しても、必ず一言手書きのメッセージを入れてはいます。全てを印刷にしてしまうと非常に味気なく、温かみがないように思うからです。

そんな年賀状ですが、送付先が増えてくるにつれ、いつも悩むのは、果たして例年通りの送付先に年賀状を送付してよいものだろうか?という疑問です。何年も会っていない人で年賀状だけのやり取りをしている方は大勢います。そのような方々に対し、これまでどおり年賀状を送り続けていいのだろうか?と思います。中には年賀状を送付するリストから削除しても差支えがないのではないかと思う方もいるのです。

以前、このことをある先輩に相談したところ、年賀状を送付するだけでも関係は続く。その関係がいつ何時どういった場所で生きてくるかわからない。そう簡単に年賀状の送付しなくなるのは非常にもったいない。ということをアドバイスされました。その先輩の言うことには説得力がありました。せっかく気づきあげてきた関係を自ら放棄するようなことにつながる年賀状送付先の削除は避けた方がいいだろうなあと思ったものです。

ただ、年々年賀状の送付先が増えてくると、果たして年賀状の送付先を増えるがままにしておいていいのだろうかとも思うのです。一年の終わりに自動的に年賀状を送ることが果たして人間関係の継続に役に立つのだろうかと。少なくとも、自分にとってどう考えても関係が薄い人の場合は、削除してもいいのではないかと思うようになったのです。

ただし、自ら送付先を絞りこむ場合には、年賀状には今回が最後の年賀状であることを書いたメッセージを入れておかなくてはならないとも思います。相手に失礼にならないようなメッセージを一言書き、許しを得るような形で年賀状を送ってからでないとだめではないかと。突然年賀状を送付しなくなるのは相手に対して失礼だろうと思います。

これは難しいことだろうと思います。いざ送付先を削除しようとしてもなかなか踏ん切りがつきません。送付先の相手に対し、今後年賀状を送ることを遠慮するメッセージを書くくらいなら、書いてしまった方が手っ取り早いかもしれませんね。

今回の年賀状、僕は年賀状送付先を削除することなく年賀状を送ることになりそうです。


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