暦はいよいよ最後の一枚役目を終えた 柿いろの葉っぱもただぼんやりと雨に打たれて待っています師走の風に誘われて道路のはたに落ちる その時をこれからくる せわしない日々はんぶんは 重くのしかかりはんぶんは そわそわと迎えるために12月の入り口で この雨が降っていますこの雨に 街も木々も ただぬれています