カゼノトオリミチ
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チイサナ言葉を かさかさと
風が 集めて ベランダの 隙間から
旅立たせる 誰にも 気づかれぬよう
ありがとう
こんな調子 です ポウポウ
また 夕暮れが来るから ハヤク ハヤク と
アンテナのハトが
ハイハイ エプロンのポケットに しまうよ
いろんなこと そう、イロンナ コト
寂しいような 夢を見た
もう三日も それを覚えてるのは おかしいだろうか
階段を下りてゆくヒトを
大声で呼び止める 夢だった
さあ ひとり語りは おしまい
フワ フワ 缶ビールも 空っぽ
お米 とごう ラララ そう
ラララ で いいんだ そんなもの
キャロルキング 聞いたら 涙が出るよ
natu

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