立ち尽くす何か足りないとそりゃそうよ 大切な身体の一部のようなものひとつ ふたつ 失くして時計の針が狂ってしまったのだからいつ迄ここに居たらいいの立ち尽くし 日は暮れかけて背中の影もずいぶん長く 伸びている薄ぼんやりと灯りをともそう小さくていいいま 出来るだけの 光心のままに無理をせずに