静花のふつうの日記
毎日の出来事や思ったことをつらつらと・・・。気が向いたら、小難しいことも書きますが、基本はのん気な日記です。

2006年08月22日(火) 夏期講習会から帰ってきたよ!

 やっと3泊4日のハンドベル講習会終了〜。無事生還!・・・大げさじゃなくて、本当にそんな感じよ。だって、最終日に37度以上の熱を出し、ぶっ倒れたんだもの(ToT)

 実は、今も熱が下がっていないので、ナチュラルハイ状態で4日間のことを書いていきます。

 1日目:
 チームメイトのみるくてぃ♪と新宿で合流。二人揃って電車の発車時間を間違えて覚えていたという、幸先不安なまま出発。でも、なんとか到着して一安心。
 開会式のあと、グループに別れて講習スタート。会議室で机やベルのセッティングをしたあと、拡大された楽譜を5冊渡された。
 「どこがいい?」と訊かれ、色々迷った。「暗譜する気持ちで、覚えやすい高音(日頃一番持ってるしね)」か、「初見演奏を挑戦する気持ちで、見やすい中音」か、「完璧を目指し、出番が少ない低音か」という3択にして、結局5曲で3択全部を網羅してみた。
 とにかく初日は、焦りまくり。楽譜にマーカーをして、それを目で追うのに苦戦したり、見慣れない指揮に戸惑ったり、周りの人の素早さ(○小節目と言われ、すぐに楽譜めくれるし、メモできるし、その場で鳴らせるし)に圧倒され、あっという間に時間が経っていた。
 夜、楽譜を眺めながら、どうしたら追いつけるかを考え、楽譜に色々書き込みをしていった。拍数を入れたり、拍子が変わるところを色を変えたり、記号をマジックで強調したり、楽譜をめくりやすいように折り目をつけたり、次のページの音符を一部をメモしておいたり・・・・。

 2日目:
 朝から講習。前日の演奏で繰り返し聴いていたし、ルームメイトたちが鼻歌練習(?)していたりで、だいぶ曲全体を覚えられてきてたので、少しずつ暗譜できてきた。でも、まだまだ完全ではない。なんとかならないかなぁ・・・と必死だったからか、打ちっぱなしの手と、立ちっぱなしの足と、楽譜睨みつけてる目が疲れてきていたけど、休憩時間がもったいないと思う状態。こんなに集中したのって、いつ以来だろう?
 午後からは、新譜紹介に参加。いっぱい曲が聴ける♪と思ったら「ひたすら打ちまくるよ」と言われて唖然。え、打つの?!と・・・・。で、言葉通り楽譜が配られ、みんなで1曲ずつ演奏(ベルが5・6セットくらいあった)。全部で6曲だったけど、その後半3曲から目の高さに合わせた大きな譜面台が用意され、隣でアシスタントさんがめくってくれ、指揮に合わせて拍を取ってもらい、さらに楽譜にマーカーを入れてもらうというVIP待遇を受け、完璧とまではいかないけど、即席で演奏に入れるという初体験にめちゃ感動!
 夜は、選択プログラムでベルツリーに参加。以前コンサートでベルツリーが紹介されていて、いつかやってみたいと思っていた。開始当初はベルの組み方でプチパニックを起こしたけど、その後はけっこう順調。簡単な練習曲だったから、すぐに暗譜。でも、曲が覚えられても、どこが何の音かを忘れていたり、手が思うように動かせなかったりして、なんだかフレンドパークのアトラクションに参加したみたいだった。カルテットで、思いがけずチャイム演奏も体験。
 
 3日目:
 朝から講習。前日の新譜紹介時に発案された譜面台と人的楽譜めくりが採用され、80%くらいは打てる状態になった(残りの20%は、技術不足です^^;)。先生の微妙な間の取り方も、アシスタントさんに言葉で合図してもらい、だいぶ感覚がつかめるようになっていった。細かな動きやリズムが微妙に変わる箇所では、みんなが苦戦して何度も何度も練習していた。日頃わたしたちも躓くところで、「ああ、みんな一緒なのね」と少し嬉しかったりして・・・・。
 夕方からマスリンギングの練習のために部屋の片付け。荷物を運び出す前に終了証をもらえて、思いがけない展開に少し感動してしまった。でも、まだ終わってないと思いなおし、全体曲の楽譜読みをしつつ時間をつぶした。全体練習が終わったころに、なんだか身体がぼんやりしてきていた。たぶん、この時点で発熱していたんだと思う。
 部屋に帰ってから、アンケート書きをしていたら、ルームメイト+1の言動行動に笑わせられ、結局何を書いたか忘れてしまった状態。う〜ん、アンケートの記述で暴言吐いていないといいんだけど・・・・。みんな楽しい人たちで、あんなに笑わせてもらったのは久しぶりだったよ。

 4日目:
 6時ごろ目覚め、自分の体調に異変(?)を感じ、早々と薬を飲んで寝なおした。集合時間ギリギリまで寝ていたけど回復せず、看護室で寝かせてもらうことにした。こんな体調でも、発表予定の曲が頭から離れていなかったのは、それだけ洗脳されてるってことね。
 演奏時間にどうにか体育館に行った。1曲目は、たぶん普通に出来た(でも、練習のほうが上手くいってた思う)。2曲目は、う〜ん苦しいなぁという思いで鳴らしていた(手が動かないなぁと感じつつ)。3曲目の途中で、一瞬天井を仰いだ瞬間・・・・4小節くらい記憶が飛んで、その後音符が踊っているように見えてきた。たぶん、半分くらい打てていなかったんじゃないかなぁ・・・。以前あかね(←うちのチーム名)の演奏で、1度だけ39度の熱がある状態で挑んだことがあったけど、あの時は大半が打てたのよね。やっぱり、何ヶ月もかけて練習しているのと数日間での練習では、身体での記憶が違ったんだなぁと実感。
 閉会式開始前に、また看護室に移動。途中で何人かに声かけられたけど、まともに返事できない状態だった。ただ、ベルの音だけが頭の中で鳴り続けていた。
 帰りは、予定変更でバス組に混ぜてもらった。おかげで、ずっと寝て過ごすことができ、新宿到着では周囲を見渡せる程度に回復はしていた。はぁ、やっと終わったのね・・・。

 この4日間を通して、ハンドベルのことをはじめ、多くのことを学んだなぁと思います。
 ・あかねの中では出てこない練習方法を知ったり、自分自身の覚え方が要領悪かったことに気がついたりという技術的な収穫。普段持つことができない音を鳴らせたり、体験することのない大曲が出来たのも楽しい思い出になりました。
 ・指揮があっても合わないという現実や、楽譜どおりではなく練習をしていくうえで微妙に編曲(?)されていくというプロセスが存在する意外性(けっこう衝撃でした)
 ・真剣に取り組むことの楽しさ(最近、真剣に練習をしていなかったなぁという自己嫌悪に陥った)
 ・他のチームの様子(演奏終了後のこととか、練習風景とか)
 ・始終サポートして下さったアシスタントの方々、練習中にペースを落として下さった先生や、あちこちで声かけて下さった方々(とくに、最終日に倒れこんだとき)久しぶりに人の暖かさを感じました(最近、優しさに飢えてたのかも?!)
 ・新しい出会いがあったこと 「また福岡でね〜」と色々な人に言われました。11月が本当に楽しみです♪

 日頃、視覚障害者チームだからともてはやされてしまう私達。それが当たり前になっちゃいけないと常に自分に言い聞かせていたけど、温室にかくまってもらっているとどうしても感覚が麻痺してしまうものです。気がつけば、「仕方ない」「普通じゃないし」という思いが根付いていたのかなと感じました。純粋にベルを好きで、楽しく演奏している人たちと過ごせて、初心を思い出せた感じでした。次にベルを握るのは、いつものチームメイトたちと過ごす時です。今回のこの気持ちを忘れずに演奏できることを望みつつ、この話を終わりにします(ああ、Web日記を始めて以来最大の長文になったかも・・・・^^;)。


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