今日は、小学校の弱視学級でプチ講演(&懇談会)があって、足立方面へお出かけ。草加に住んでいたころはご近所だったけど、今となってはちょっと遠い距離・・・・。まさか東京に移ってから、この地域に用事が出来るなんて思ってなかったなぁ。
予定より少し早めに家を出て、せっかくなので北千住で途中下車してお買い物♪やっぱ、わたしにはこの街が好きだなぁ。 買い物を終えてから、そのまま北千住で一緒に講演する予定の弱視仲間とランチ。なかなかゆっくり会う機会もないので一足先に合流したの。同世代で弱視で主婦でという共通項がたくさんある人ってあんまりいないから、こういう時間が本当楽しいよね。しかも、元北千住仲間(笑)でもあり、とっても動きやすかったよ。
その後、もう一人の参加者と合流して、会場になる小学校へ向かった。 参加者は、うちの団体から3名と、弱視学級の生徒さん親御さん、卒業生、これから入学する予定のご家族、担当の先生という構成。全部で20名くらいだったのかな。 過去に弱視児童として経験してきたこと、今後の弱視児教育に求めることなどを10分強お話したのだけど、話すテーマや持ち時間を事前に聞いていなかったので、内心焦ってたよ(^^;)わたしは2番手だったから、1番手の人が話している間にシナリオを書き上げ、いつものはったりトークをかました状態でこなしたの。しかも、うちの団体から配布する資料の内容も今朝(なーんと集合3時間前!)に電話で聞かされ、まったく下読みしてないのに、「資料に書いてありますが」という非常に適当なこと言ったりもして。このいい加減具合・・・・これは経験のなせる技か?
今まで何度か講演を頼まれてきたけど、自分自身の過去の話をすることが実はとっても苦手。 弱視者一般論、調査した事例などを報告、絞られたテーマ(一番最近では、弱視者のプレゼン)を話すのは比較的得意なんだけど、苦労したこととかを伝えるのがとても難しいと思うの。 子どもの頃、若い頃、どれだけ辛い思いをしたとしても、こういう講演というのは結果ばかりが目立ってしまうの。進学できた、就職できた、結婚できたという、一見すると立派な部分ね。そこに至るまでのプロセスがどれだけひどくても、なぜか美談になってしまう。 これは話し方の技術力の問題かもしれないけど、ちょっと悩ましいところ。今回もそういうニュアンスで受け止められたんじゃないかという不安もありつつ、まあ無事に終了してよかったなぁという感じ。
親御さんたちのコメントを聞いていて、自分の子どもの見え方を理解しなきゃ、この先に待ち受ける苦しいことにどう立ち向かおうかという不安を色々持ってるのよね。その不安を解消してあげることはできないけど、こういう情報交換の場がきっかけで、明るい希望が少しでも生まれてくれるといいなぁ。
そうそう、以前うちの団体の子ども会イベントに参加してくれた子が、この弱視学級の卒業生だったということが判明。思いがけない再会に感激しちゃった。中学2年だった子が高校3年になっていて、すごく大人っぽくなってたよ。ああ、弱視会は狭い。
講演会終了後、うちの団体の本来の活動をしていたメンバー(定期会報の発送作業ね)と合流。1時間だけ、なんて思っていたのに、3時間くらい飲み会に参加しちゃったよ。 うちの団体も、いつの間にやら若い人が増え、わたしは「おねーさん」「あねご」と呼ばれ、すこーしカルチャーショックを受けたりもして?!
なんてダラダラ日記更新してないで、早いとこ予算案を作らなきゃ(すみません、かなり内輪ネタです)。
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