先日、知人から拡大読書器を頂きました。わたしの手元に届いた経緯は、ここでは省略しますが。
知らない人がいるかもしれないので、まずは簡単に拡大読書器の解説をしておくと・・・・。
 拡大読書器とは、低視力(弱視)者向けに作られた機器のひとつで、書籍や書類をディスプレイに大きく映し出すもののことです。 映し出すディスプレイは、テレビ型だったり、パソコンのディスプレイと共有(スイッチひとつで、パソコンと読書器としての機能が入れ替えられる)だったり、手のひらサイズだったり、タイプは多様です。
詳しくは、下記のリンクを参照してください。
◆アサクラメガネさんのサイト
◆東京女子大学 小田先生の視覚障害者機器データベースサイト
恐らく、弱視者が“読書”しやすいようにという発想から、“拡大読書器”というネーミングに至ったのではないかと思いますが、わたし自身は読書のためにこの機器を使用したことは1度もありません(きっぱり!) でも、職場では、もう必需品。もっぱら書類作成のために大活躍してもらっています。 パソコン用のディスプレイで表示できるタイプで、書類仕事(主には、手書きで提出しなきゃいけない書類作成)をしています。 書類を読むだけならルーペで事足りるのだけど、書くとなると目と書類の距離を取れないと難しいので、こういう機器が役立つというわけ。
以前は、自宅でもこの機器(テレビ型)を使っていましたが、実家を出るときに 「持ってても邪魔になるから」ということで、同じく弱視の弟にあげてしまったの。
自宅でも、使用目的はやっぱり書類書きがメインだったけど、実は指先ケアでも使ったことあります。邪道だけど、これ使うとマニキュア塗りやすいんだわ(笑)。
で、数年ぶりに自宅にこの読書器を置いてみたんだけど、果たして使うことはあるのかしら?せっかく頂いたのだし、ただのオブジェと化さないようにしたいところだけど・・・・。
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