実家へ寄って来ました。
そしたら、母から心臓に疾患が有る事が判ったと告白されました。 心臓には二つ弁が有るのですが其の片方が機能不全。 詳しい検査を受けたのですが、其の結果は来週出るそうです。
母の事を憎みきれず、愛しきれず、愛そうと努力を始めたぁたし。 そんな中で受けた告白。 正直大きなダメージを受けました。 頭真っ白。
もしもぽっくり逝った時に、の話をし、ぁたしと弟が親無しに成る事や、相続税の話を一生懸命されましたが、頭はフリーズ。 訳が判らん。判りたくない。
判らな過ぎて、
「ままの作ったお子様ランチが食べたい。」
と言った。 多分、居なくなってしまうのが厭で厭で悲しくて、どうしても死ぬ前に食べたかったのだと思う。 (言い方が悪いけど今のぁたしは文章を応用する事も出来ない。)
『今日は休日で、朝から銀行へ行き、通帳とカードを新しく発行。 其の後は町田へ。』 等いっぱい出来事が有ったのに、此の事で精一杯。 もうどうしようもない。
ぁたしが母に何が出来るか。
ぁたしがまず出来る事。
其れは食べる事。 本日母に心配をかけた。
「なんでそんなに窶れちゃったの?」
と涙ぐまれた。 凄く申し訳なかった。
家に帰り、食べる事に成功しました。 2時間かかった。 食べるのが怖くて泣きながらケンタッキーを食べました。 約1週間ぶりの食事、頑張って食べなければ。
なんだか泣き出しそう。 でも一生懸命働かなきゃ。
来年の1月から、ぁたしは期間限定で秘密の行動をとる事にした。 其れがなんなのか、は誰にも言わない。 《JUN》にも言わない。 其れは有る意味自分への挑戦で有り、人生の一部に成る。 心配をかける様な事じゃないし、自分を犠牲にする事ではないので大丈夫です。 全てが終わったら、明らかにします。
其れはぁたしの為でも有り、母の為でも有る。 何よりも、ぁたしの夢だ。 其の夢を叶える為に、少し早いですが行動を開始します。 皆様温かく見守って居てください。
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上記を書いていたら、自分を支えきれなく成りそうで、那都に電話して冷静さを取り戻そうと思ったが、那都電話に出なかった。
そしたらJUNから電話が来た。 夕方に母の事をメールしたからだ。
ぁたしは「大丈夫」の一点張りで、彼はぁたしにどう接していいのかテンパっていた様で、無言が続いた。
「母さんの前では空元気でいるのは大事だけど、 俺の前では空元気なんか出さなくていいんだよ。」
と言う彼の言葉に、返事はしなかった。 どの道、そんな事したって彼は抱き締めてくれないだろう。
電話を切ったら、プツンと張りつめていた糸が切れた様に、子供の様に、嗚咽を漏らしながら泣いた。 涙が止まらなかった。 ただ、声を出して泣いた。
母からぁたしは長年虐待を受けていたが、16歳の時に家を飛び出し、其れ以来一緒に暮らさなく成った。 17歳の終わり頃から親子関係が安定し、仲が良く成って来た。 (多分一緒にも住んでいなかったし距離が有ったからだろう)
そして現在、御互い『親子』として、やっと歩き出したばかりの今。 何故こんな事に成るのだろうか。
自分の運命を呪った。 自分の無力さを呪った。
微かに覚えている夏の日、寝るときに母がタオルケットをかけてくれた記憶。 懐かしい子守唄。 テレビで動物奇想天外や、感動するドラマを見ると、顔をくしゃくしゃにして涙を流す母。 いつも綺麗で、料理が得意な母。 ぬいぐるみが大好きで、生きるのが不器用な母。 本当は心が凄く弱いのに、強がって、そして崩れるように泣く所なんて、ぁたしと母はそっくりだ。
たくさん傷つけられて、たくさん殴られて、今でもぁたしの躰には傷痕が残っているけれど、 ぁたしは母が大好きだ。
たくさん酷い事も言ったし、言われた。 ぁたしが過去の事を泣きながら罵ったりもした。 殴り合いの喧嘩をした事も有った。 でも、母は母だ。 たったひとりのぁたしの母だ。
今、書いているだけで涙が止まらない。 パソコンの画面が歪んで見える。
なんで今なの? なんで今なのよ。 なんで、なんで。 誰でもいいから母さんを助けて。 ぁたしの心臓をあげてもいいから。 ぁたしが死んでもいいから。 母さんを助けてよ。。 大好きだから。大好きだから。ねぇ大好きだから。 誰でもいいから母さんを助けてよ。 まだ一緒にしたい事が沢山有るのよ。 まだまだぁたし達には埋められてない溝が有るんだよ。 なのになんでだよ。なんで母さんなんだよ。 やめてよ、もうやめてよ。苦しめないでよ。 まだ母さんに『大好き』って言われてないんだよ。 まだ、まだ、まだ、まだ。 やだよ。
誰でもいいから、母さんを助けて。
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