書くのやめたい。
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昨日バイトのH君から 今のH君の家庭の現状について話を聞いた 俺の子供の頃とだぶる点が多く とても悲しい気持ちになった
俺は5歳まで東京の練馬に住んでいた 一戸建ての結構大きな家で何不自由無い生活を送っていた
だがある日突然引越しをすることになり 引っ越した先は木造平屋建てで 雨漏りはする、風はピューピュー吹き抜ける トイレは汲み取り式で風呂は床に穴があいていた
俺は小さかったから何でこんな家で生活しなければならないのか 日々母親を問い詰めていた
理由は親父の借金 ギャンブル狂いで外に愛人を囲っていた しかも会社の金を使い込み どうにもならなくなって家を売却したのだった
毎日のように借金取りから電話がきて 俺は怖くて家の隅でいつも泣いていた記憶がある 末期になると俺がチンピラにさらわれそうになったりと 手がつけられない状態になり 俺が中学2年の時に両親は離婚した
俺はそんな過去にリベンジするべく今日まで生きてきたのだ
H君は俺ほど酷くは無いまでも かなり深刻な状態になっているようだ
そんな状態でも笑顔を絶やさずに人と話すH君を見ていると なんとかしてやりたい気持ちでいっぱいになる
旨い飯でもご馳走して せめて話だけでも聞いてやろうと思う俺なのでした
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