書くのやめたい。
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2007年01月24日(水) 暗い過去

昨日バイトのH君から
今のH君の家庭の現状について話を聞いた
俺の子供の頃とだぶる点が多く
とても悲しい気持ちになった


俺は5歳まで東京の練馬に住んでいた
一戸建ての結構大きな家で何不自由無い生活を送っていた

だがある日突然引越しをすることになり
引っ越した先は木造平屋建てで
雨漏りはする、風はピューピュー吹き抜ける
トイレは汲み取り式で風呂は床に穴があいていた

俺は小さかったから何でこんな家で生活しなければならないのか
日々母親を問い詰めていた

理由は親父の借金
ギャンブル狂いで外に愛人を囲っていた
しかも会社の金を使い込み
どうにもならなくなって家を売却したのだった

毎日のように借金取りから電話がきて
俺は怖くて家の隅でいつも泣いていた記憶がある
末期になると俺がチンピラにさらわれそうになったりと
手がつけられない状態になり
俺が中学2年の時に両親は離婚した

俺はそんな過去にリベンジするべく今日まで生きてきたのだ


H君は俺ほど酷くは無いまでも
かなり深刻な状態になっているようだ

そんな状態でも笑顔を絶やさずに人と話すH君を見ていると
なんとかしてやりたい気持ちでいっぱいになる

旨い飯でもご馳走して
せめて話だけでも聞いてやろうと思う俺なのでした


にくじゃが |MAIL

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