書くのやめたい。
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2007年03月25日(日) 友よ

7年前の今日
俺が人生で一番涙を流した日

千葉に引っ越してきた小学校1年生の時
新しい学校への道筋も分からなかった俺を
お前は転校翌日から毎日家まで迎えに来てくれたよな

その日から俺達は友達に
月日は流れ友達から親友へと

高校卒業後
お互いに違う道を歩み始めて
しばらく連絡が途絶えていたけど
久しぶりに連絡をくれて
朝まで飲んだよな

お前は得意な武道で立派な警官になっていたよね
「 俺はキャリアでも何でもないから、たいした出世はできないけれど
地域の人たちに愛される警官になりたいのさ 」
照れもせずに話してくれた


仕事中の俺の携帯に連絡が入ったのが
それからしばらく経ってからでした


死んだ?

誰が?

え・・・?

俺は・・・



今日は、仕事を早めに切り上げ
線香をあげに行きました

あの日の後、彼の母親も息子の死を追うように
病気で亡くなってしまい、居るのは親父さんだけになっていました

毎年、俺が行くのを楽しみにしてくれています
調理師の親父さんは毎年食えない程の料理を用意して待ってくれます

「 息子が帰ってくるようで嬉しいのさ 」
何回も何回も同じ事を言う親父さん

今日はこんなこともこぼしてました
「 俺は未だにあいつの死が信じられないんだよ 」

俺だって信じられない、信じたくない


また来年も必ずお伺いします

俺はあなたの息子の魂を背負って生きているのですから




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