7畳半

2012年01月06日(金) 自ら呆ける道を選んだのだから

論文が書けないのは、
自分に、気持ちを伝える力が足りないからだろう。

誰も歩いていない道を歩くのは怖いんだ。
誰もが歩いた道すらもうまく辿れない。
誰かの道を引き継ぐ力もない。
自分というものを表現する力がない。
だから、俺は優しいままだ。
そして、ずるいままだ。
受け入れて、時に倣って、盗んで。
乗り越えようと努力した時もあった。
けれども結局この有り様だ。
自分というものを信じることができない。


一生俺はこういう生き方なのだろう。
全く、つまらない。
幸せの定義を履き違えて
自ら呆ける道を選んだのだから。

こんな25歳、早く死ねばいい。

人とのつながりをしがらみと捉えるか、
絆と捉えるか。
今まで生きてきたおかげで
死んじゃいけない理由もいっぱいできた。

だから、なんとか生きなきゃいけない。
そうやって、ずるずると。
何もやり遂げられないまま。
まぁそうだね、せめて恥をかきすぎないよう。

でも、どうせ生きるんなら
もっと張り切って生きたいよね。
どうせいつか死ぬのにあえて理屈つけて生き長らえるんなら
有意義に過ごしてみたいよね。
死ねない理由があるなら、ぼかぁ不死身だ。うん。
だからもちっと頑張ろう。
大丈夫、大抵何やっても死にゃあしない。


脆いなぁ俺は。ばかばか。

でも、無理心中の気持ちはわかるなぁ。
そして俺は殺してから自分だけ生きちゃうタイプ。
絶対そう。
たからやんないよー。

生きるのは楽しい。
けどまぁ正直自分がくだんない人間だと再認識しちゃうから
物理的にも精神的にも外にはあんま出たくない。

いや、だからそうやって呆けちゃったんだって。
しっかりしろよー。

さて、頑張ろか。


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万田 倫 [MAIL]

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