☆空想代理日記☆
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昨日は台風の影響なのか、朝から重たい雨が降っていた。しかし日曜日といえば格闘技の練習へ行かなければならないのである。
救急車や近所の殺人サイレンが鳴っていて、外は危険だという警告をうけているようだった。
外に出てみたが意外と風はなく、向かい風がきても踏ん張るつもりで歩いていたので歩き方が奇妙であった。
奇妙な歩き方といってもいろいろあるのであるが、右手と右足が同時に折れ曲がってしまうのだった。
ということで、最近みつけた階段へトレーニングに行った。そこで初めて風を感じた。
いまのはバランスを崩していたら確実にあの世いきでしたね、というような危ない時もあった。すみませんが背中は押さないでください、といった危険な体験もできた。
結局のところ、全段のぼることはしなかった。なぜなら、1段のぼるたびに片足でバランスをとって、両手をばたばたさせなければ死んでしまいそうだからだった。
トレーニングを挫折しての帰途、自動車に水をかけられそうになったし、それを避けたら玄関先にあったバケツに足を突っ込んでしまったのだった。
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