☆空想代理日記☆
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今日の一言 記憶は、年数が経つにつれて美化される。それを口外すると、さらに美化される。
昨日は小動物なら溶けてしまうくらいの気温だった。そこに湿度が加わり、さらにそれを演出していた。
最近、眠っている間に増えてしまった小説を片づけるため、ホームセンターに板や限りなく板に近いものや板じゃないと見せかけて板のようなものを視に行った。
肉体労働とスナック菓子が不逞者の主な成分なので、自分で本棚をつくろうと考えたからだった。
様々なものがあった。点火すると数秒後に火を噴いて小爆発をおこしたのち、紙製のパラシュートが落ちてくるものだった。ただし、花火という別称で呼ばれているようだった。
ほかには、人間の手首くらいなら簡単にちょんぎってしまえるものがあり、高い位置の枝などに活用できそうなものもあった。この別称は、高枝切りバサミというらしかった。
実のところ、人ごみが嫌いで極度の方向オンチである不逞者、もうすぐ30歳でありながら迷子になったのだった。
理由は単純で、余計なものに目を奪われるからだった。ホームセンターを傷害の容疑で告訴しようと思った。
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