diary

2007年08月13日(月) 快調

信じられないくらいに、精神的に快調な毎日を過ごしております。これは一体なんなんでしょう。まるでbefore・afterのようです。

『部屋を片付けた』
たったそれだけのことが、こんな変化をもたらすとは想像してませんでした。長年、夜型生活をしてきて、「私=寝坊」「朝=だりぃ」みたいな状態だったのに、起きれるようになった。たった2時間しか寝てなくても、しっかり8時間寝ても、起きれる。転職したてで、環境にもまだ慣れてないから、精神的にも疲れてるはずだし、残業もモリモリさせられてるから、体も疲れてるはずなのに。

・・・って言うか、本当になんで?いや、いいよ。別にこれでいいんだけど。

ひとつは、薬のせいだと思う。口内炎の治療で飲んでるプレドニンっていうステロイド剤。炎症がひどくなるので、抗炎症剤としてほぼ毎月4〜6日飲んでるけど、この薬を飲むと眠れなくなるし、短時間の睡眠で満足できるようになる。向精神薬ではないけど、わりと強い薬なので、副作用があって、そのひとつに「不眠」というのがあって、私の場合、それが出る。たぶん、血圧が上がる。低血圧の私にとってはうれしい副作用。口内炎が治るだけじゃなく、元気になる。強い薬だからか、副作用でうつになったりすることもあるらしい。ホルモン剤だからかなあ。そのへんよくわからない。とにかく、どんな副作用があろうと、私にとっては必要で、大好きな薬。

普通の人は口内炎くらいでプレドニンを出されることはないと思うけど、私の場合、口内炎が10個以上できて(口中に無数にできる)、抗生物質で炎症が治まらないから、ウイルスではなく自己免疫疾患だろうってことで、プレドニンが出る。膠原病(ベーチェット病)の可能性が高いらしくて、2回くらい検査したけど、はっきりした結果は出ないまま。とにかく、疲れやすくてストレスに弱いことだけは確か。「免疫の病気」って言われてびっくりして、保健所でエイズ検査も受けた。もちろん、白。口内炎はいまだに原因不明のまま。

でも、プレドニンを飲めば治ることはわかってるから、私はそれでいい。アレルギーやアトピーのようなものだと思ってる。元々アレルギー体質だし、子供の頃はアトピーだったので、たぶん、そういう体質なんだと思う。タバコのせいもあると思う。

痛い思いしてもタバコをやめれないなんて、どんだけよって思うんだけど、好きなものはそういうものだと思う。きつくても無理してでも、してしまうというか。たぶん、そのうちやめたくなったらやめると思います。「やめたい」って思えば、きつくても無理してでもやめるだろうから。たとえば、好きな男ができて、どうしてもどうしても子供が産みたくなって、タバコをやめたくなる、とかね。私、妊娠出産をすることになれば、タバコはやめます。たぶん、やめれると思う。

今まではできなかったよ。でも、これからのことはわからない。今まで片づけができなかったけど、できるようになったんだもん。朝早起きだって、できなかったけどできるようになった。変化ってそういうものだと思う。できないことがずーっとできないままじゃないし、逆に、できることもずーっとできるままじゃない。昔がどうだろうと、今は今だし、未来は未来。人ってどんどん変化していくものだし、ある意味で変わらない部分もあるもんだと思う。変えたくても変えられないもの、変えたくなくても変わってしまうもの、いろいろ。そうやって成長していくというか、よく言えば大人になり、悪く言えば老化しながら、人生の時間が過ぎていくもんだねえ。大事なのは、そのときそのときの現実を受け入れる勇気を持つことだなあって、今回思った。それができない限り、どの方向へ進むにしても「現在地」がわからないままだから。どこへ行きたいのか決めることも大事だけど、まずどこから出発するのか、どれくらいの時間と努力がいるのか、ある程度予測できないと、途中で「こんなはずじゃなかった」ってことになりそうだから。私は28歳の看護学校入学のときに、それをやらかしてるからね。自分の現在地をちゃんと把握できてなくて、看護学校へ入学できればすべてハッピーだと思ってしまっていて、現実とのギャップについていけず、挫折して中退した。たぶん、失恋のときもそう。でも、幾度かのそういう経験のおかげで、私は何でも楽観的になりすぎたり、悲観的になりすぎたりする傾向があると知ったので、思ってるよりはきついかもよ?思ってるよりは簡単かもよ?くらいの気持ちの準備をするようになったと思う。今回の転職も、わりと甘く考えていたので、厳しい現実に直面したときに「きたきた。いつものクセ。甘かったね」って思えたので平気だった。

去年くらいまでは「自分を好きになりたい」とか子供っぽく思っていたけど、好きになろうがなるまいが、私は私だと思うようになった。ある意味、開き直った。選択肢は若い頃に比べて少ないし、大げさなことはできないから、今持ってるもので、どうにか少しでもましになればいいなと思って、ほんのちょっとの変化からはじまったと思う。そしたらいろんなことがループみたいにつながって、うまく回りだしたみたい。たぶん、悪いこともこんな風にループになってるんだろうなと思った。

弟はビリーズブートキャンプにはまって、今は自転車まで買って、体を鍛えることにはまってしまってる。ビリーズブートキャンプをはじめて、もうすぐ2ヶ月くらい経つと思う。筋肉って鍛えれば鍛えるほど目に見える変化があるから、おもしろくなってくるんだろうな。片付けもそれに似てる。やればやっただけ、変化を感じるからやりがいがある。

ビデオゲームにはまる若者って、達成感中毒になってるんだって聞いたことがある。家に居ながら、とくに難しい努力もせず、お手軽に達成感を得られるのではまるらしい。クリアしたりすると脳内麻薬様物質が出るらしいの。その脳内麻薬の中毒。パチンコもたぶん同じ。薬物やアルコール中毒もたぶん同じ。気持ちいからやってるうちに、やらないと具合が悪くなる。私は今、かるーく、片付け中毒だと思う。良い中毒なのでOK。

私が片づけができるようになったのは、達成感を感じたからだと思う。単純に気持ち良かったから続けられるんだと思う。外から帰ってきて、家の中がきれいだとうれしいから、その気持ちをまた感じたくて、掃除をするんだと思う。朝早起きも。「起きれた」って感動がうれしくて、「明日も起きよう」「明日も起きれる」って思えるようになったと思う。「起きれるか不安」ってはじめは思ってたけど、何度か続けば「大丈夫だ。起きれる」っていう自信に変わった。今じゃ「朝6時になると目が覚めてしまう」っていう思い込みに発展してる。

部屋もそう。前まであんなきちゃない部屋で暮らしてたくせに「汚い部屋はいや」って気持ちになってる。いっちょまえに「ちゃんとした人」のような勘違い入ってる。思い込みってすごいと思う。車も掃除して、ぴかぴかになってる。まるで今までずーっとそうであったかのように。バックの中もきれいに整理されてる。「ぐちゃぐちゃなのはいや。耐えられない」みたいな思い込み。

いや、でも、今は正真正銘、ちゃんとしてるでしょーよ。朝だってぴしっと6〜7時頃起きてお弁当作って10分前には席についてるんだもん。何時に寝たって起きれるんだから。

今までは一体なんだったんだろうね。不思議だ。


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