diary

2007年08月25日(土) 香水

前、飲み屋でバイトしてたときのお客さんから2年ぶりに連絡があって「そっちへまた出張に行くので、良かったら食事でも。お土産を買っていくから楽しみにしてて」と誘われた。あんまり気乗りしなかったけど、お土産って何だろうと思いながら行ったら、香水だった。シャネルのココマドモアゼル。3年くらい前からずっと愛用してる、私の大好きな香水。その香水をもらったのもうれしかったけど、私が好きな香水を覚えていてくれたのがうれしかった。なんか美味しいものをご馳走してもらおうと思ったけど、あいにく、夏バテで食欲がなかったので、ホテルのバーで牛肉のたたきと野菜スティックを注文して、ビールを2杯飲んでる彼の隣で私はちびちびカフェモカを飲んで、2時間ほどで帰った。

ココマドモアゼルははじめに50mlを買って、次に100mlを別の人にお土産でもらって、その100mlはもう1cmくらいしか残っていないくらいだった。ずっと愛用しすぎたせいで、香りに慣れすぎて鼻がばかになって、いい香りなのかどうかも、香水をつけてるのかどうかも、自分でよくわからなくなってた。特に冬は。そのせいでつけすぎてしまったりしていた。

最近は別の香水を使ってたんだけど、ひさびさにかぐと、やっぱりいい。すごくいい。自分で言うのもなんだけど、私のにおいがする。なつかしい感じがした。その日の夜、部屋に帰ってから一人でしばらく、思い出に浸った。沖縄に行ったことや、札幌に行ったことや、大阪のユニバーサルスタジオ前にある日航ホテルでさよならをしたこと。この香りにはいろんな思い出がある。最近つけなかったのも、ひょっとしたらそのせいだったのかも、なんて思ったりした。

仕事でつけるにはさすがに強すぎる香りなので、仕事中は今までどおり、エタニティとかランバンとかドルガバのライトブルーとか、無難な香りをつけるつもり。空中にシュってして、それをかぶるようにしてる。

男友達は、私の香水(ココマドモアゼル)のことを「夜のにおいがする」って言う。私もそう思う。


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