[PR]
RMT
Will
Past
Top
ALL List
Home
履かないスニーカーを眺めて/ふきのとう
地球照
君よ、遠く戯れる
美しきさまを横顔に残して
指つなぎ撫であいし暗黒の宙を
背に隠し後ずさり、逃げるように
やがて星の波間に消えゆくのか
絶え間なく腫れ続くこの世界で
なす術なく返す
詩
(
うた
)
なく
跡形もなく想い散らす前に
瞬くほどの距離、こんなにも
こんなにも君を呼び続ける
君くれし眼差しかき集めて
闇に堕ちるたび、輝こう
この海のうねりの果てまで
この星の宴の
終
(
つい
)
まで
青白き手で君の夜を
幾度も、幾度でもなぞるために
2009年11月05日(木)
↑ Top
i2i無料WEBパーツ