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履かないスニーカーを眺めて/ふきのとう
永遠の原っぱ
どこかで一つ、原っぱが消え
ここではやがて歌が始まる
毛糸のような太陽をしょって
君が何度も風に生まれる
バスは静かに音だけを乗せ
最後の歌を送り出す
君の乗ったことのない
約束、という名のバス
いつか君の原っぱに
大きな虹がかかったら
バスは君へ着くから
あれが永遠なんだよと
歌い揺られて行くから
2010年02月13日(土)
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