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2007年11月19日(月)
切なくなるとき��
病院で毎日実習していると、
「切ない」場面によく遭遇します。

例えば…
どんなに治療を施しても、どんどん状態が悪化していくとき。
将来的に死に至る病気だと、小児科の患者さんのお母さんに告知するとき。
最善の治療を施したはずが、副作用でさらに悪い状況になったとき…

先生方の中には、いつも笑顔で患者さんにはもちろん、
スタッフや学生にまで冗談を交えながら接してくれる先生も多いです。
いつも笑っている先生。
そんな先生が、真面目な顔で患者さんのカルテや検査結果を見ながら、
「はぁ…切ないねぇ…」
と小さく呟くとき。
わたしもとても悲しい気持ちになります。

実習をする中で、泣いてしまったことが何度かあります。
そのときもそういった「切ない」場面でした。
患者さんの前で涙を流すなんて、自分でもありえないですが、
理由ははっきりしています。

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いまいち違いが分からないかもしれませんが、
わたしはそのときの自分の気持ちを振り返って、こう解釈しました。
前者は「医師」として患者さんに抱く感情。
後者は「人間」として患者さんに抱く感情。

つまり、わたしは患者さんに感情移入して、
患者さんと同じ目線でそのことに泣いてしまったんです。

明らかに、将来の医師としての感情ではありませんでした。

そういう気持ちもとても大事なのは分かっていますが、
まだまだプロ(の卵?)として患者さんに接することができていないんだと、実感しました。

一人の人間でありながら、医師であらなければいけない。
難しいですね。
自然にそうなれる日が来るんでしょうか?



そういえば、彼に対して一度だけ、
本当に切なくなってしまったことがあります。
部活の飲み会でOBの先生がいらしたとき。
接待気分でみんなで場を盛り上げ、
気付けば朝の5時。場所はいつものカラオケ…。

彼は?と見ると、
半分朦朧としながら必死に歌にあわせて手を叩いていました。
でも油断するとすぐこっくり…、そしてまた半分寝ながら手を叩き…
それを見たわたしはなぜか切なくなってしまったのです。

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しかも、この飲み会、わたしが無理やり誘ったんです。
その姿を見ながら本当に切なくなって、
誘ってごめんと本気で思いましたね。
帰りのタクシーの中では半泣きでした(笑)
今思ったら不思議なんですけどね…。


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