舌の色はピンク
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2023年09月03日(日) コミティア145

5時半起床。曇り。
とうとうこの日を迎えた…

朝のルーティンはちょっと早めに初めて
娘にシャワーも浴びさせた。
で僕も浴びると。
きれいさっぱり、身も心もスッキリして今日は臨む。

朝食食べて洗濯物干して洗いもんして
コンタクトしてお気に入りの服着て10歳若返った。
全部の準備ととのえて出発。
サークル参加証さえ忘れなければなんとかなるよいう
妻の送り出しに勇気を得た。

荷物かかえてバスに乗り荻窪駅から新宿へ、
埼京線で国際展示場へ。
まわりの客もサークル参加っぽい人が多くて高揚した。

外は暑い。汗ふきシート大活躍だ。
会場入りは滞りなく、自スペースには10時15分頃到着した。
本が届いている…が、その前に荷物を整理。
見本誌を提出する準備を整えなくてはならず
てんやわんやした。
ようやく自分の本を見るも、感動より前に
慌ただしさが先立った。
乱丁のチェックだけ最低限済ませて、設営にも入らなければならない。

お隣さんに挨拶。
長机を共有している左は
サークル主である女性と男性の売り子さん。
一声挨拶をしたが柔和な雰囲気。よかった。
お互い初参加ですねという挨拶をした。
右側の人にも一応ひと声かけたがこちらは本当に一声だけ。
もじゃっとした男性だった。

突貫で設営を進める。焦る。
見本誌も提出しなければならないが巡回受付には間に合わず。
だーっとやっつけてブースは10時50分になんとか形になった。
でterayamaさんところへ挨拶へ。
ご夫婦?で参加してきている。
こちらが新刊を差し出すと向こうもくれた。
ものの1分程度で退散。
続けて瀬戸さんのところへ。
初対面となる。
シス女性ではあるというから
どんな外見か気にかかってはいたが、
思っていたよりは男性に近い見た目をしている。
声が小さいのは、自身の声が嫌いだと
ネット上でも繰り返していた、から、仕方ないか。
ただコミュニケーションはとりにくい。
新刊を差し出し、こちらは新刊既刊両方買ったろうと
財布を出すと、もうじき開場だからそれまではという。
なるほどお固い対応だがそういうものか。
納得できるのでその場で待った。
売り子さんとの二人の時間に邪魔した格好になり
ちょっと申し訳なかったが去るのもおかしいので
一緒に開場の拍手を迎え、
本を買い、自スペースに戻った。

さて…イベントだ。
物怖じしない精神性を武器に声かけをしていく。
 こんにちは、
 立ち読み歓迎です、
 どうぞお手にとって御覧ください、
 無料コピー本あります、
 無料本だけでもどうぞ、
 どうぞご覧になってください、
これらを組み合わせて、
前を通る人相手ごとに、
目を合わせにいったり合わさないようにしたりして、
延々声かけし続けた。
驚いたことに、開始10分も立たずに
通りがかりの男性が本を手にとって、
新刊と過去作の両方を買い求めてくれた。
40代くらいの巨体。
今日は来る人来る人がkizzさんじゃないかと
警戒するつもりでいたが、
あの人はステルス型に違いないから
こんな開場後一直線には来ないだろう。
とりあえず、
初参加で今一冊目です、
ありがとうございますと心からの謝辞を伝えた。
先行きが明るくなった。


お隣さんは売り子の男性が去って、
女性と入れ替わっていた。
こちらにも渡しておくかと、
刷りすぎてしまったのでどうぞと新刊を手渡した。
これを喜んでくれ、
向こうも新刊をくれた。
売り子の女性の方が、手渡した本を見て、
絵が可愛い、女の子が可愛いとキャッキャしてくれている。
うれしい…
読めせてもらおっ、と言って本に向かってくれて、
こちらも同じようにしたが、
声掛けもあるしイベントの高揚感もあるしで全然読めない。
と思ってたらお隣も「全然頭入ってこないや」という。
そうですよね、と笑いあった。

その後11時半過ぎくらいに
知らない女性に売れた後は、
鳴かず飛ばずで13時近くまで売れず。
だが無料配布コピー誌をもってってくれるよう尽力した。
これが販促として機能することに期待し、
後半の追い上げになればという計画だ。

ショッキングなことには、立ち読み客が振るわない。
意外とガッツリ読んでいく客は多い。
いやセリフはほとんど追わずペラペラとめくっていき
最後までたどり着くという
僕としては驚きの読み方ではあるのだが、
とにかくそのケースは多く、そして購入に至らない。
なんか辛気臭い話だなと見限られてるっぽい。
最後のページ見て奥付たどり着いて、
エッこれで終わりって感じで
もう一度ページ戻ったりして。みんな。
…まあいいんだ、こっちだって生ぬるい読者は求めてない。

外国のかたがチラホラ見れた。
無料配布本を手渡すと
ヤッターって顔してくれるのが嬉しい。

14時くらいになって、無料配布本が
かなり捌けていることに気づきぎょっとした。
むしろ足りなくなることもありうるか?
誰にでもじゃなくちょっと厳選しよう…
新刊買ってくれた人には添えたいし…

飯も食ってないしトイレも行けない、
そんな数時間だったが時が経つのはあっというまで、
全然問題なかった。
新刊はようやく10冊売れて…そっからは伸びない。
「性格悪い女の子たちの話」というアピール、
もっと訴求力があるかと思ってた。
でもその掲示物にはほとんど見向きもされない。
というか視界に入れてくれない人が多い…
知名度なしの初参加厳しいな。
キャッチーにしたつもりなのに。
途中途中けっこうやさぐれた。
でも一冊売れるたびに回復して、声に張りが出た。

15時半、友人の悦志くんが来てくれた。
わざわざ顔出しに。嬉しいことだ。
数分挨拶を交わし、あとはちょっとまわって帰るとのことだった。

売れない。
最後の30分、まわりは撤収作業に入ってるが
僕は最後までやりきるつもりで続けた。
売れない。
その時間帯でも立ち読みしてくれる人はいる。
コピー誌も捌ける。
売れない。
そうしてそのまま16時の閉場を迎えてしまった。

新刊は11部、過去本は3部。
大惨敗だ。
新刊は予備分が6部も加えられていたから45部あまり、
もう一方は予備分3冊と相殺されて30冊のあまり。
一応、紙袋に詰め込んで持ち帰れはする。
ただ精神的な負けた感が強かった。
でも不思議と気分が暗くはない。
祭りの楽しさとか、
あとなんだかんだで、少部数でも
知らない人に売れてった事実は嬉しいことだ。


片付けを済ませ16時20分に撤収。
重い荷物にひいひい言いながら駅につき、
新宿から荻窪へ。
途中、電車内でterayamaさんの漫画を読んだ。
くっ、面白いな。
なんでこれが数日で仕上がるんだ。

荻窪で飯を食うことに。
腹が減って仕方ない。
初めて入るインドカレー屋、
入ってみたら客無しでほっとした。
コロナの心配もあるしな。
しかも安い。
ディナーセットをたらふく食っても1500円で済む。
ナンが美味いこと美味いこと。
ここでは瀬戸さんの漫画を読んだ。


バスに乗り、18時40分に帰宅。
妻に今日の報告をしていった。
売上に関しては、びっくりした顔をして、
初参加でそれなら十分でしょう、
知らない人にそれだけ売れたんなら大したもんだよと、
世辞っぽくなく言ってくれた。
なんだか救われた。

娘は今日一日すごい機嫌良かったらしい。
僕が離乳食をあげて、あげおわっても最上機嫌だった。
笑う娘をあやし、寝付かせてから、
妻に飯を作ってやった。
ジェノベーゼ。ソースは出来合いだけど。
で僕は最後の力で食パンの買い出しだけ
コンビニへがんばって、入浴して、
出てから窓際にソファ移動して自分の本読んでみた。
やっぱ面白いじゃないか。
とくに、物語…が面白くてびっくりした。
妻に言うと、そうだよ私その漫画好きだもんという。
妻は新たなゲームに着手していた。
実写映像を使ったミステリー。
まだ体験版。
ツッコみながらプレイしていた。


僕は眠くて仕方無かったが
荷物は全部かたしきった。
明日の準備、日曜恒例のシンク掃除なども済ませ、
23時半前には妻と寝室に行き、0時前に就寝。


れどれ |MAIL