週末は会えないと思っていたから嬉しかった!
金曜日のメール、きっとお酒のせいだって思ってたから、
「やっぱやめた」って断れるんじゃないかと心配してみたり。
実のところ、会うまではドキドキだった。
付き合って1年も経ってるのに、ねえ。
どんだけ大好きなんだって話ですよ。
2人ともものすごい破壊力を持つ飲ん兵衛なので、
一晩で2軒3軒はしごは当たり前。
家に帰ってもまだ飲んじゃうもんだから…もう。
いい加減、止めたいんですけど、こういうの。
酔っぱらってラーメン袋ごと茹でちゃうのとか、
止めたいんですけど、いい加減。
なんとなく、なんとなくだけど、
今日届いた恋人からのメールに、気になる言葉あって。
さりげなーく確認してみたら、やっぱり!
私のあの台詞が原因か。
そんなつもりじゃない、なんて言ったところで
いまさらもう、言い訳にしか聞こえないんだろうね。
あの日から今日まで、ずっと薄氷の上を歩いている気分。
メールを送る前に、何度も読み返して。
声に出す前に、何度も反芻して。
壊れ物を扱うみたいに、そっと。
これはきっと神様からの警告。
人と人との絆は、私が考えているほど甘くない。
一歩でも踏み間違えてしまったら、
いつ消えてなくなってもおかしくない、この関係。
だけど、それでも構わない。
どんなに苦しくても、寂しくても。
私はあなたに付いていくと、決めたのだから。
上へ上へと昇り詰めていくその間に、
捨てられたとしても。
あなたが成功したそのあとに、
少しでも、ほんの少しでもいいから、
私のことを思い出してくれれば、いい。
本当に愛されていたのだと知ってくれれば、それでいい。
私がなぜ、あなたをこんなにも信じているか。
ねえ、その理由をあなたは知らないでしょう。
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