そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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「いつもの場所に2時!」
そう「あの人」からメールがきた。 だから私は早めに自宅を出発して、コンビニで「あの人」の好きなスタバのラテとピアニッシモと、そしてチョコを買って待っていた。
すると、「あの人」は5分ほど遅れてやってきた。 お正月で親戚の人がたくさん来るだろうに・・・?と思うけど、「あの人」はヒゲをはやしっぱなしだった。 あの長さはたった一日でできたヒゲの長さじゃないように見えた。
去年、お母様を亡くされている「あの人」に対して、お正月のあいさつを避けた私だったけど、「あの人」から
「明けました、おめでとう」
のあいさつに驚きつつも、「今年もよろしくね」と返した私。
車の中ではなんじゃかんじゃと内容のないことを話していたっけ。
すると、ふと、「あの人」が私の右肩あたりを見てなにかをしている仕草をした。
「また私何かくっつけているのかしら・・・」
と思いつつも、会話を続けた。
明日から出勤の「あの人」。
「あの人」は今はお金持ち。12万円もの大金を持っている。 だけど、そのお金は年末出張に行く前に会社から出た出張仮払い金。 だから会社に行ったら返さなきゃいけないお金。だけど、返してしまったらスッカラカン。
「今から大金持っているうちに、このお金を軍資金にして少しでも増やしておこう」
だって。
勝てばいいけど、万が一負けてしまったらどうするんだろう・・・なんて事は考えない。 私がお金を持っていれば貸してあげるけど、私も苦しいもんなぁ・・。
そういえば、「あの人」は久しぶりに霊をまともに見て驚いたらしい。 気づかぬうちにスイッチが入っていたらしく、まともに目の前で見てしまったらしく、まるで素人のように普通に「視ないフリ」をしたらしい。
「あの人」らしくない。 私は視えないけど、感じてしまうしおまけに勝手に霊のほうから私にくっついてくるので質が悪い。 おまけに肩をマッサージしてあげているだけでも、うっかりすると人に憑いているを無意識に吸い取ってしまい、私にくっついてくるので困ることもある。
すると突然気分が悪くなったり首が痛くなったりするので困る。
と。
Toっちゃん
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