2008年11月27日(木)
「赤目四十八滝」に行ってきました。 初めて行きました。 ずっとずっと行ってみたいと思っていたけれど、なかなかそんな機会はありません。
去年の3月。 思いがけず悲しみの淵にいた私に「赤目四十八滝に行こう」と誘ってくれた友。 あのとき、「親が先に死ぬのは当たり前」と強がっていた私の、弱い部分に触れそうで触れないでいてくれた友たち。 結局、そのときは赤目四十八滝には行けず、どこかほかの近場に行ったのだけど、やっぱりどうも気になっていた場所に、今日、やっと行けました。
友は言います。
「この場所、すごく好きやねん。いいわぁ。ありがとうありがとう」
ありがとう、を何度も繰り返す友に、私のほうこそ、「ありがとう」。 そして、いっしょに行ってくれたもうひとりの友にも「ありがとう」。
赤目四十八滝は、ときどき、去年の3月のそんな友たちの優しさを思い出す道になりました。
こんなふうなこと。 これから何度も感じるのでしょうか。
私はこれから、予定では、いえ、希望では、私より先に祖母と、そしてそのずいぶん後に母を亡くす予定です。 そのときに来たる大きな悲しみに耐えられるくらいの準備を私はできているのでしょうか。
とにかく、私は、いちばん最後にこの世からいなくなることは決めています。
おやすみ。
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