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お見舞い

2009年03月01日(日)

おそらく、生まれたときから私をかわいがってくれている伯母のお見舞いに行きました。
思ったより、元気そうで何より。
今月末には退院するとか。
まずは、一安心です。

伯母のいる病院は、私が子どものころによく買い物にきたところを通ります。
でも、今日は母もいっしょ。
思い出めぐりをしたくない母のことを考えて、少しばかり遠回りをして病院に向かいました。

なぜならその場所は、かつての面影なく、思い出の場所はことごとくマンションや大手スーパーが建てられているから。

「思い出めぐりは、するもんじゃない」

数年前、学生時代に過ごしていた街を訪れたときに、思ったことです。
変わった姿を見て、寂しい思いをするよりも、昔のままの思い出を、そのまま残しておいてあげたい。

病院では、母と伯母が、自分たちの余命について語り合っていました。
伯母も、ずいぶんとつらい思いをしてきました。

子としては、できるだけ長生きしてほしいと思うけれど、このふたりにとってみればどうなのでしょう。
もう、「いつ死んでもいい」と思っているのでしょうか。
怖くて聞けなかった今日のお昼。

とりあえず、これからも私は、母との思い出づくりをしていくつもりです。

おやすみ。

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celeste [MAIL] [アルバム「紺と碧」]

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