2009年06月09日(火)
久々に、読書をしました。 これまでの3年間は好きな本を買うこともためらわれて、読書から遠ざかっていました。 でも、この間、ブックオフで本を買いました。 宮本輝氏の「彗星物語」です。
いつのころからか、読みたい本に迷ったときは、必ずといっていいほど宮本輝氏の本を買います。 「はずれがない」というと語弊がありますが、私は彼の文章に釘付けになります。 おそらく波長が合うのでしょう。 文体ではなく、文章の流れに。接続詞の使い方に。句読点の置き方に。 そしてもちろん、身近に心に訴えてくる物語に。
今日、久々に、その本を読んで泣きました。 私はいつの間にか、その本の主人公の気持ちと同一化し、その主人公の気持ちで泣いていました。
そして、思いました。 これから、また「本の虫」になろう。 だって、今の私には、それは読書はもう許された時間なのですから。
おやすみ。
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