2009年06月14日(日)
イギリスでホームステイをした家に、7歳と4歳の女の子がいました。 とてもとてもかわいくて、いつもいっしょに遊んでいて、そしてときどき私の悪い発音をなおしてくれました。とことん!
その家には、居間に家族で撮った記念写真があちこちに飾られていました。 まるで映画で観る西洋の家のように、ホントにあちこちに!
その中に写っているファミリーは、まるで別人のようでした。 きっと写真屋さんで記念写真を撮ったのだろう。 そう思っていました。私が帰る前日までは……!
いよいよ明日、帰国となったとき、ファミリーは写真を撮ろうと言って、ガーデンに私を呼びました。 カメラを向ける親たちに、子どもたちはそろって歯をむき出しにしたり、白眼をむいたりと変な顔をします。 あのリビングの写真のようなイメージはありません。 あれは、やらせか!!
そのときホストファミリーの母が娘たちになにやら呼びかけました。 英語の未熟な私は、それがなんと言ったのかうまく聞き分けられませんでした。 でもその母の一声を期に、娘たちの笑顔がまるでハリウッドの女優のように輝きました。
写真慣れ。
一口に言えばそう。その通り。 自分のいちばんいい顔を、子どもながらに知っていたのです。
それを見て思いました。 私も「写真の顔」を作ろう!
その後の努力と成果は、内緒ということで。 おやすみ。
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