2009年09月12日(土)
母と買い物。 車で行きます。 ホントは、ふらりと近所の山に行きたかったけど。
スーパーに入ると、私がカートを押す係りになります。 私は、母のうしろを着いていくのではなく、自分の好きな売り場、たとえば山で使える食材探しなどをしたいのに、母は必ず私にカートを渡します。 それは、かつて父の役目だったこと。
今日も母は私にカートを渡しました。 そのたびに、胸がきゅうっとなります。
一時、私の知らない歴史を押し付けられているような気持ちになったことがあります。 それも、今は受け入れました。 だって、それが今の私の現実なのですから。
それでも、きゅうっとなります。 父と母の歴史を、ほとんど知らない私を。 父と母のことをほとんど知らない私を、父と母が見えないところから精いっぱい育ててくれた歴史を。
ありがとう。
|
|
|