2009年09月23日(水)
お彼岸です。 お彼岸といえば「おはぎ」。 私は子どものころは、お彼岸のときに祖母が作ってくれるおはぎが大好きでした。
そんなことを思い出しながらスーパーで買わないおはぎを眺めていると、母がひとこと。
「『おはぎ』と『ぼたもち』の違い、知ってるか?」
おはぎとぼたもち? こしあんとか、つぶあんとか?
いえいえ、そうではありませんでした。 この「おはぎ」。 実は「ぼたもち」と同じ物だそうです。
春の牡丹(ぼたん)の花が咲くころに作るのが「ぼたもち」。 秋の萩(はぎ)の花が咲くころに作るのが「おはぎ」。
同じものに対して名前を変えて呼び季節を愉しむ。 なんて日本人的なのでしょう。 今はめったに口にしないおはぎが、妙に親しげに見えました。
ちなみに、なじみがありませんが夏は「夜船」、冬は「北窓」とも呼ばれるそうです。 こちらの意味は、また次の機会に。
おはぎ。 おやすみ。
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