朝から良く晴れていたので、菜の花畑へドライブに行きました。
途中、彼が予約してくれたレストランで、ラムのステーキを頂きました。
ラムも自家菜園で採れた野菜のソテーもとても美味しかったです。
普段のランチの時はドライバーの彼に付き合って
私もお酒を飲まないのですが、
この日は彼が自分のノンアルコールビールと一緒に、
私のために赤のグラスワインをオーダーしてくれました。
デザートには彼が林檎のソルベ、
私はアッフォガート・アル・カッフェを頂きました。
菜の花畑は想像以上の美しさでした。
いつもは風景の写真ばかりを撮る私ですが、
彼と一緒に行った感動を残しておきたくて、
菜の花畑をバックに私達の写真も数枚撮りました。
夕方、シティホテルにチェックインしました。
お部屋に入ると、彼が私をきつく抱きしめました。
「菜の花畑でもこうしたくなった。」
「ふうん…。^^」
「『ふうん…。』って何だよ。(笑)」
「『私もそうされたかった。』って言って欲しかった?^^」
菜の花畑で彼がそんな風に思っていたことは私も気づいていました。
そんな彼が愛おしくて、私はわざと意地悪を言いました。
いっぱいお日様を浴びた身体はいつもより感じやすくて、 私は何度も大きな波を迎えました。
夜はお寿司屋さんへ行きました。
カウンターで彼とお喋りしながら、美味しいお寿司を頂きました。
お店を出る時、ビールで酔った私の胸元を見て、
「真っ赤になってるよ。」
と彼が言いました。
私はショート丈の白いパンツから出ている脚を彼に見せて、
「ほら、脚も真っ赤でしょ。」
と言いました。
「襲うぞ。(笑)」
「私も襲っちゃう。馬乗りになって。^^」
お部屋に戻ってベッドに入ると、
彼はすぐに私が着ていたキャミとショーツを剥ぎ取りました。
昼間ドライブしていた時に彼から聞いた話が不意に蘇りました。
スペインに住んでいた時、彼にスイス人の彼女がいたという話は
以前から聞いていました。
でも、この時、彼には日本にも将来を約束した恋人がいました。
当時、彼は同時に二人の女性と付き合っていました。
「私も期限付きの恋人?
スイス人の彼女みたいに。」
「そんなわけないだろう。
全く違うよ。」
彼は私を抱きながら、何度も私の名前を呼びました。
私も彼の名前を呼びながら、
もっと強く、もっと深く彼と繋がりたいと願いました。
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