Now and Here
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2006年09月05日(火)


  知人の逝去にしょぼくれて

          他人様のやさしさに救われた一日。

 眠ったのか、眠ってないのか 定かでない状態で朝を迎えます。
ジサマがちょうどディサービスの日で、助かりました。

 「 お友達がね、昨日亡くなったのよ 」

こんな風にさらりと話すことが出来ました。
そして、やっぱり家に戻ってきたときには きれいに忘れてました。
こういうときは、痴呆という病気に救われるような気がします。

 訃報を知らせてくれたお友達に 
何はともあれ、予定通りに梨とパンを送る手配。

ただでさえもあまりよい状態とはいえない人に 今回の知らせはかなりのダメージだと思う。
「こんなときに、非常識と非難されるかもな。。。」
そんな考えが何度も頭をよぎったのだけれども。
まずは、生きている人間です。

この日記の題にもあるように 

          ” Now And Here ”

だから、あえて、非難されることも覚悟で動くことに。
黒髪神社も近いので、ある程度動いてから
故人を偲んでお参りでも。。。
             思っていた矢先に 目の前を通ることが判明。

なんとなくその前から例のごとく 左のコメカミ付近に軽い痛みが走ってます。
結局。先に呼ばれていたと判断して、先に参拝。
あいにく神主さんとはご縁がなかったのだが 気持ちが少し落ち着いた気がしました。

そこから行く先々で、知らない人だったり おなじみの方だったり。。。
妙に話が弾んで、沈みがちだった顔が上を向きはじめ。

 他人様の何気ないやさしさが、身にしみます。

今回。ダメージのあった方々にも
      そんな素敵なご縁が用意されていますようにと 祈るばかりです。

 帰りの道すがら、小学校の前の小さな看板に目がいきました。
標語のようです。
走りながらなので、ろくにわかるわけもないはずですが
ひとつだけ。。

        友達は お金で買えない 宝物

 子供って、賢者のかけらをどこかに隠し持っているような気がしました。




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