何も知らないけれど・・・

2010年08月25日(水) 満月に・・・・・・「暁」を想う

今日は満月。
それだけで、とっても元気になってしまいます。
原始の血が騒ぐから?
麗しの君をそこに見るから?

光ちゃんの『暁』が楽しみです。
あれこれ想像して楽しんでいますが、
『妖』のときも、私の想像とは、全く違っていました(笑)。
私の貧弱な想像力はあてになりません。
そこで、あちらはあちら、こちらはこちらと、その言葉が入っている和歌を少し集めて↓ にまにましています。 みーんな、素敵な世界・・・。


万葉集から

・暁と 夜鴉鳴けど この丘の 木末の上は いまだ静けし
                             編外秀歌

古今和歌集から

・有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし
                             壬生忠岑
   
・ほととぎす  夢かうつつか 朝露の 置きて別れし 暁の声
                             読人知らず
                                      

玉葉和歌集から
 
・月の入る 枕の山は明けそめて 軒端をわたる あか月の雲
                             伏見院

・さとざとの 鳥の初音は 聞こゆれど まだ月たかき あかつきの空
                             永福門院
                                      
新古今和歌集から

・暁の ゆふつげ鳥ぞ あわれなる 長きねふりを 思ふ枕に
                             式子内親王

・静かなる 暁ごとに 見わたせば まだ深き夜の 夢ぞかなしき
                             式子内親王



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