知ってる人は知っている。これぞ名曲。柴田淳の「紅蓮の月」という曲。最近、バイト中に携帯で聴いている。客車誘導時、割烹料理屋の綺麗どころがそろって客を見送りに出てくるのだが、イヤーホーンで携帯受信して連絡とりつつ、夜中の道路、真ん中まで出張って「オーライオーライー！」と、かなりカッコいいらしい私。お着物の御姐さんたちに「かっこいいわねぇ」と。

どこが…。
これのどこがかっこいいのやら。

夜中の３時過ぎ、遅いときは５時頃まで、かなり「素敵なお年頃の熟しすぎて干からび始めた女」が、こんな仕事してるって

カッコ悪いだろうよ。

こんな素敵なお年頃の女は、優雅に午後ティーしてたまにはエステ行って、お芝居なんか観にいって、韓流俳優おっかけて韓国まで毎月のように出向いていって…って優雅な生活してんのよ。

あたしゃ、今夜もカップラーメンさ。韓国行けないから、辛ラーメンでも食べるとするか。

カッコ悪いばーさんになってしまったぜ。

「嫌われ松子の一生」だな。


と、

まあ、そんな風には、

実は思っていない。


このカッコ悪さがやがて、カッコよかったと思える日のために、夜な夜な刹那にクールに「オーライオーライー♪」とやっているわけなんだ。

さて、この結末はどうなることか。

限りなくホームレスなドアも遠めに半開きに見えていないでもない。
そして、こんな放蕩女の兄弟は、議員バッチなんてものをつけている人間でもある。

まったく一族の恥さらしとちまたでうわさされているネエさんでごめんね、ごめんね〜♪

「もう、見逃してぇ〜、真実なんて〜。この手で捨てたの〜、いらないのぉ…」

刹那に響くこの曲を聴きながら、今夜もやってきたよ。
「オーライオーラーイ！」

真実捨てれば楽になるのに、捨てない私は、素敵なマダムになりそこねちまったって話。

カッコいいのか悪いのか。
いつかわかる時が来るだろう。


哀しい日記になったかな

【紅蓮の月】
http://www.youtube.com/watch?v=r51A0ASH0BM

いい曲だぁねぇ〜。

(３日AM３時・・・2日深夜記入)