梅子の屋根裏部屋

2012年08月29日(水) 日記:解体

この前田舎に行った時持って帰ってきた、男物の羽織をほどいたのだが、これがほこりだらけで、見た目ではけっこうきれいだったのに、ほどくにつれて年代を感じさせる有様で、ひょっとして元の持ち主さんはこれを来て乾燥した田舎町、または砂漠、それとも道路が舗装されていなかった頃の町をさんざん歩き回ったのか?…というくらいホコリが出てきてびっくり。

糸も弱っていたので布地自体が弱っていたらいやだな…って思いつつ作業を終えた。もう一つあった羽織はこのホコリ羽織よりよく着用した感があふれていたのに、ホコリはそれほど出なく、不思議な感じ。

古着はおもしろい。ぶちぶち糸を切りながら、これを来た人のこと、時代、背景を勝手に想像するのはおもしろい。和服はちゃんと保存しておくと何度でも作り替えることができるので、素敵だ♪…っていつも思うんだ。

男物着物もちゃんと縫えるようになりたい。



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